新会社設立のお知らせ

おうち企業制度 のつづき。

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お世話になっております。

平素より、たきじり家とお付き合い頂きありがとうございます。
かねてより準備してまいりました新会社2社を発足の運びとなりましたので、謹んでお知らせ申し上げます。
「おうち送風局」は環境に配慮した風事業、「そなえる株式会社」では防災事業を基軸にしております。

これもひとえに皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げる次第です。
皆様のご期待と励ましにお応えするべく、日々精進する所存でございます。
今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

1
会社名:おうち送風局
会社設立日:2020年6月29日
親会社:株式会社OTTOホールディングス
事業内容:エアコン温度の管理、扇風機・サーキュレーターの効果的な設置、お客様ニーズに配慮したピンポイント送風、洗濯物の室内乾燥、うちわで酢飯冷まし、送風機器の清掃マネジメント

2
会社名:そなえる株式会社
会社設立日:2020年6月21日
親会社:株式会社YOMEホールディングス
事業内容:備蓄品の選定・購入・保管・定期点検・ローリングストックの実施、防災意識向上運動の推進、防災資料収集、被災時のリーダシップ発揮(備蓄品に限る)

会社設立に関するお問い合わせ:お会いした時に直接
住所:名古屋市たきじり家
TEL / FAX:一般非公開

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おうち送風局はいい会社で、エアコンの風が台所に届かないとき、扇風機の位置や角度を計算して風を送ってくれる。
「ただいま涼しい風をお送りしております」というCMつき。
仕様上、連続8時間でタイマーが作動し、自動OFFになってしまう扇風機に関しては、「労働基準法を遵守しております」とのコメント。

学生時代から「パソコンの熱暴走」を抑えるために研究を重ねてきたということで、送風ファンへの思い入れは強く、満を持しての起業である。
会社として「仕事が夏に集中すること」を避けるため、アナログではあるが酢飯冷まし事業もおこなっている。

そなえる株式会社は、1年前に構想して、ようやく始めることができた。
こつこつ作ってあった備蓄品の購入リスト。
OTTOに「そろそろ揃えよう」と言われて、ネット通販を中心に買いそろえた。
消費期限、使い方、栄養、敏感肌適正、生活の仕方、好み、管理方法をよーく考えて、私たちにとって最適な備蓄ボックスをつくった。

6月に元気がなかったので、てっきりOTTOがYOMEに目的をもたせて元気づけようとプロジェクトを与えてくれたんだ、やさしいなーと思っていた。
が、7月になってメインの理由が分かった。
キャッシュレス還元が終わる前に買い揃えろという実利的な話で急かされていたのだった。
OTTOはたまに、しれーっと私を動かす。しれーっと買い物カゴにコロッケを入れる。
「今気づいた!!本質を理解した!!」と言ったら、
「それは5%だけでございます。残りの95%はやさしさでできております」とのリプライ。

 

 

おうち企業制度と公式LINE

夫婦間の頼み事や家事ごとに会社をつくり、LINEグループやメールを使って「会社ごっこ」。夫は2社、私は6社経営中。

 

以前働いていたメーカーには、いわゆる本社機能の会社の他に、社内の清掃、出張・旅行のチケット手配、郵便、印刷、給食、保険、研修運営、翻訳、人材紹介などを担うグループ会社が数社あった。
その仕組みにヒントを得てつくったのが家での企業制度。
家で定期的に発生する仕事には会社をつくり、都度その会社にアウトソースするという形(設定)をとる。

たとえば、夫の海外出張準備には「たきじりトラベル」が活躍。
忙しくて余裕のない夫の依頼を受けて私が外貨両替に行ったり、パッキングしたり。
私がブログに写真を使うときは、だいたい夫の「エクセレントフォトサービス」に撮影を依頼。
おたがい得意なことを照らし合わせてできることをやっている感じで、関係はフラット。

 

この仕組みの好きな点は次のとおり:
■「ごっこ遊び」で楽しい。

■ 納品後、受領確認があってこそビジネス。「会社にアウトソースする」仕組みのおかげで、成果物の納品時には、都度必ず「ありがとう」が言語化される。

■「依頼する側」が、「いつもやってくれるから今回も何も言わなくてもやってくれるだろう」「これくらい当たり前にやってくれるだろう」といった安易な考えや雑な態度にならない。依頼と感謝を明言しないと、アウトソースの契約が成り立たない。

■「依頼を受ける側」が、「『いつもやってくれるから今回も何も言わなくてもやってくれるだろう』と思ってるだろうからやっとくけど、いつもそんなふうにやって当たり前の態度で、本当は不満を感じてるんだよ云々・・・」とか思わない。

 

企業公式アカウントと称したLINEグループをつくったり、業務によってはメニュー表、作業報告書を書いたりも。
業績によって倒産したり、マーケットのニーズを反映させて新しく立ち上げたりも。
どうやったらこの仕事がおもしろくなるだろうとか、夫婦のいい関係に繋がるだろうとか、場が和むだろうかとよく考えている。

 

我が家の会社一覧:

株式会社OTTOホールディングス
本社所在地:名古屋市たきじり家西区夫之間2-1 たきじりテクノロジーセンター
設立年:2019年
社風:堅実、柔軟、猫好き

<傘下企業>
エクセレントフォトサービス
写真撮影・編集処理代行。色の専門家による高品質なサービス。

 

システム班
機材調達、メンテナンス、修理、サーバー設計・保守、システム設計。Linuxが専門、フルスタック。たまに設計思想や新技術に関するセミナーを開催(@夕食時。おもしろい)。

Garminという活動量計の一機能、Body Battery。心拍、睡眠、運動量をもとに、どれくらいエネルギーを消耗したか、回復できたかを教えてくれる。互いの体調を気遣う目的で、2人分の情報を統合・表示するGarmin Window(通称ガーウィン)を開発。Garminがアプリに送っている情報を取りに行き、選択的に表示する仕組み。リサーチ・設計・実装を担当(企画・UI・評価はYOME)。

 

 

株式会社YOMEホールディングス
本社所在地:名古屋市たきじり家北区嫁之間1-3 たきじりライブラリーセンター
設立年:2019年
社風:唐突、すばやい、本格志向

<傘下企業>
チケットぴゅあ
チケット購入代行。私の名前が純なので。夫の「クラシックコンサートに行きたいが、チケットぴあでしか買えないことが多い。ぴあの支払い手続きは仕組みが面倒くさくて、結局買わないまま終わる」というニーズから設立。ぴあ以外でも手配可。キーワードを登録しておくと、とても質の高いレコメンドが届く。

 

たきじりトラベル
海外出張準備代行。ご指定の物品だけでなく、出張動線や体力、お疲れ予想などを総合的に考えてご提案。

 

ときめきスパークジョイ
お掃除・動線改善・衣替え代行。通称ときスパ。

 

深夜だいぶまえ食堂
お酒、おつまみ、夕食。ふたりとも深夜食堂のファンなので。「つくりたいものをつくる」「軽め」が営業方針。レモンサワーやブラックペッパーハイボールが売り。

 

純野家
牛丼屋。お客様のニーズに合わせたセットメニューをご用意。体調のすぐれない方には薬と白湯のセットが人気。

 

TAKIJILINK
イベント企画・制作。主な実績は、2013年アウトドアウェディング、2017年年賀状「あけましておめでとりめし」(*)、2019年「おうちごはん映画祭」。
*大分名物のとりめしのもとを作って冷凍、箱詰めし、クール便で送った親族向け年賀状。メーカーのサプライチェーンを模した夫婦共同プロジェクト。企画、購買、製造、評価、出荷、QM、コールセンター設置、新聞型パンフレットや裏話用ウェブサイト作成など。

 

 

昨今の状況で、夫の勤務する会社(←経営者じゃなくて従業員のほうの)でもリモートワークが始まった。
開発環境が職場と異なるので、やっぱりストレスが溜まる様子。
場所や通勤時間のような「気持ちを区切るきっかけ」もなく、大変そう。
そこで、普段のお弁当の代わりに「今日は12時に喫茶店で待ち合わせね」と「デート」の約束をしておいて、お昼にリビングでナポリタンを出したり、
終業時間手前に「深夜だいぶまえ食堂」からLINEを送り、キッチンカウンターにハイチェアを置いてバーカウンターにし、私が夕食を作っている間に対面でおつまみとドリンクを楽しんでもらったりしている。

リモートになっても、「いってらっしゃい」「いってきます」「おかえり」「ただいま」のやりとりはあえて継続。
「ファン」の設定でドアから一定距離を置いて「出待ち」し、姿を現したタイミングで「きゃーっ!」と拍手、夫は芸能人のように笑顔で手を振る、みたいなバリエーションも。

要は、夫の頭が「仕事モード」のときに私が「ごっこ遊び」の即興芝居を始めてしまうようなものだけど、彼は一瞬ハッとした顔をしたあとニコニコ乗っかってくるので、切り替えの一助にはなっていると思う。
(私が落ち込んで気持ちを切り替えられないとき、夫が「ごっこ遊び」の即興芝居開始でユーモラスに気づかせてくれることもよくある。いずれにせよ唐突に始まり、相手は信じて乗っかる)

 

不安な日々が続く中、ついネガティブなものを過剰に膨らませることにエネルギーを費やしてしまいがち。
そっちに流れてしまうことに意識的でいるよう注意して、おもしろい暮らしをつくるために言葉や態度を選び、積み重ねていくほうにエネルギーをつかいたい。

Earl Grey never fails.

Amazon Primeで配信中の「スタートレック:ピカード」。
金曜日に新作が出るので、週末ふたりで楽しもう、
としていたのだけど、最初の数エピソードのあと、夫から「過去のドラマシリーズを知っておかないと十分に楽しめない」と助言を受けて中断した。
目下ひとりで離脱して、「新スタートレック」シリーズを航行中。

「スタートレック:ピカード」はその名の通り、「新スタートレック」シリーズで愛されたピカード艦長がメインの話。
ピカードがアールグレイのホットを好むからと毎日アールグレイを飲んでいる夫、そしてその姿を何年も見続けている私、ピカード×アールグレイのシーンは集中して見るし、台詞も英語でよく聴く。
だいぶ歳を重ねたピカードが、新作でデカフェを飲むようになっていてふたりで興奮した。
“Earl Grey never fails.”(アールグレイは間違いない)という台詞は、夫の心を強烈につかんだ。
おかげで何度家で聞いたか知らない。

 

ある日の午後、スーパーへ買い物に行った。
イヤフォンをつけて、ELLEGARDENの曲をシャッフルしながら過ごした。
レジで会計を始めたとき、 ‘Mr.Feather’ のイントロが流れ始めた。
Mr.+形容詞の使い方が好きな曲である。

Hey Mr. Feather do you think you’re really fly
Mr. Clever she is fool enough to trust you
Mr. Stupid you are not like anyone
Mr. Famous I don’t know your real name
Mr. Tiny your dream is so big

カゴを移動して袋詰めを始めたとき、サビになる。

Give me something that I’ll never fail
Give me something that I understand
Give me something that I’ll never lose again

私は「アールグレイやで」と声に出さずに返した。
コロナクラスターが近くにある地区の、人がそれなりに密集するレジ付近。
すみやかに店を出たいから、曲を聴きながらも、エコバッグの中のうまいポジショニングとスピードを両立させるために手と頭をぞんぶんに使う。
この文脈での、とっさの「アールグレイやで」である。

無意識レベルに染み込んだスタートレックに驚いて、外出の緊張感がふっとほぐれた。
ピカード大好き人間のパートナーとして誇りすら感じる。

店の外でLINEして、家路を急いだ。

おうちごはん映画祭

GWはフェスごっこ。家でとびきりの思い出をつくる実験。

 

たきじり家 おうちごはん映画祭 公式ウェブサイト
https://t-gmf.tumblr.com/

 

混雑が苦手なので、連休だからと遠出はしない。10日間家にいるのねーと思うと、何か企画したい気持ちが起こる。そして、去年の夏に風邪で中止した「おうちごはん映画祭」の構想を思い出す。

祭といっても、要はごはんをつくって食べて映画を観るだけなのだが、それっぽいパンフレットや招待メールを使うことで特別感を演出できる。

夏のパンフレットを夫はよろこんでくれた。たぶんつくりなおして渡してもよろこぶ。だけどそれでは私がつまらない。おうちごはん映画祭をやろうという話になったときに、彼は当然「またパンフレットとかつくってあそぶんだろうな」と思ったはずだ。私はその期待を裏切らなければいけない。新しいアイデアをつくり、技術を習得して、昨年の私たちを越えなければならない。星野源もそう歌ってる。

というわけで、公式サイトからグッズ、チケット申し込みの流れまで、本物のフェスのようにつくりこんでみた。つくりたいイメージは明確でも、技術が伴わないので時間がかかる。tumblrはすべてのテンプレートサンプルを試し、設定をいじり倒した。グッズづくりの機械の使い方も一から覚えた。たまに冷えた頭で立ち止まり、「私何やってんだろう」と思ったりした。

夫は公開されたウェブサイトを見てしばらく唖然とし、「またやっちまったんだな」とでも言いたげに笑った。開幕が近づくにつれ、楽しみな気持ちを徐々に膨らませているようだった。先立つ10日間、すでに準備で楽しさを満喫し、そろそろ疲れが出てきた私とは若干の温度差があった。それも私たちらしいと思った。

祭が始まると、彼は特別なお酒を飲むみたいに大事に楽しんでくれた。それを見ておなかが胸がいっぱいになった。ごっこあそびし続けた5日間、共によく疲れた。やりきった。

忘れたころ、おかわりしてもいいかもね。

 

 

新しい言葉をつくっちゃえ!

正しい言葉遣いも大切だけど、言葉を新しくつくったり遊んだりするのも楽しい。フィールドワークで抽出された我が家の用語集と、浮かび上がった詩。

 

Family lexicon is:
– a bundle of old love letters
– important energy
– regular exercise
– playing in a particular style
– to relax completely and enjoy
– to understand or respect other people’s ideas and behaviour
– supporting changes in some systems that give people more freedom

ファミリーレキシコンは
何度も読み返したラブレターの束
大切なエネルギー
いつもやってるエクササイズ
こだわりの遊び
うんとくつろいで楽しむこと
相手の考えや行動を理解すること、敬うこと
もっと自由なシステムに変えていくこと

by たきじり(Longman Active Study Dictionary 5th edition、 “lexicon”掲載ページ、見開きで見つけた単語から作成(写真の蛍光ペン部分))

 

オースティン・クレオンさんちのオーウェンくん(6歳)は、お父さんの影響で、自分で絵を描いたり、音楽やzineをつくったりしている。かわいいので、私も新作を楽しみにしている。このツイートにも「いいね」した。

訳すなら、「 “Loveheart”は今や我が家の定番の言葉です」。 “lexicon”は、「ある特定の個人・領域などにおける用語集」のこと。本屋で買える「正式な辞書」には載っていないけど、オーウェンくんが母の日やバレンタインで使うので「オースティン家の辞書」には載っている言葉だという意味。

「ファミリーレキシコン」、我が家(2人暮らし)ではどうだろうとフィールドワークを始めた。普段通りの生活の中に観察者の自分を置き、会話の分析と記録を続けた。

あまり意識していなかったが、我が家は言葉の積極的な開発と便乗が推奨される環境である。新しい単語や意味が意図的に、事故的に、偶然にひょいひょい生まれ、流行り、廃れていく。音や意味の変化を経て定着に至ったものもある。書き言葉よりも話し言葉のほうが発達している。

 

うちのファミリーレキシコン
(各項目の最後は例文)

こてね
仕事がうまくいった、楽しいことがあったなどで精神的に満たされている、ほどよい身体的疲労がある、おいしいごはんを食べる、酒を一定量以上飲む、という条件がそろった上で、風呂に入る前にこてんと寝てしまうこと。ぎりぎりまで「お風呂には入るよ」「横になってるだけで眠ってない」とつぶやき続け、最終的には相手に嘘をつく。幸せそうな顔に免じて、ごくたまにであれば許される行為。「こてんね」からの音変化。

「昨日はこてねしてごめん。ほんとうに反省してる」

 

ぽてね
夫が、山盛りのポテトサラダを食べたあと、こてねに至ること。ポテトサラダはカロリーが高いため、こてねしないことを条件に提供されることが多く、こてねと違って重罪である。

「ぽてねするって、人としてどうなの?」

 

解体/解除
妻が洗ってカゴに積んだ食器を、夫が元の場所に戻すこと。心ここにあらずで気が急いている場合、いつもの場所とは違う場所に積まれた皿で、ピサの斜塔が建つ。2種類あるのは、初回の聞き間違いによる。どちらも譲らずどちらも定着。

「これつくってる間に、解体しといてくれないかな」
「わかった、解除する!」

 

接触不良
道具、とりわけ台所用品が妻の手のサイズや目的、作業動線に合わないこと。

「卵焼き器、接触不良だったんだけど、小さいものに変えたらめっちゃ使いやすくて楽しくなったーーー!!」

 

人気者
風邪っぴき、病人。ウイルスからモテモテの状態。

「だから言ったじゃん、寒い格好しちゃだめだって」
「ほら、ぼく人気者だから仕方ないよ」

 

自由研究
きらめくアイデアに心を踊らせ、夜や週末などのあるひとかたまりの時間、自室にこもって実験やものづくりにいそしむこと。夫のは今仕事で必要なことの数歩先のこと。あるいは関係があるかはわからないが、すごい発明に思えるもの。妻のは書きもの調べもの。専門を別にしながらも、発生したエネルギーには敬意を払いたいので、研究終了後の会話には「おうむ返し」のルールを採用している。

「今日はサーバの自由研究をしたんだ!(中略)すごいでしょ!」
「サーバの自由研究をしたんだね!それはすごいね!」
「そう思うよねー!うんうん」
(ここまでセット)

 

刺す
夫が、自分のヒゲが伸びているのをわかっていて、顔を妻に近づけようとすること。脅し文句だが、対する返答も脅し文句になることが多い。

「いっしょに行ってくれなきゃ刺すよ」
「夕飯出さないよ」

 

業務委託
得意なことを任せること。キッチンとネットワークは年間包括契約、それ以外は個別契約。

「これ、業務委託したいんだけど」

 

パスタマイスター
夫の肩書きのひとつ。役職が人を育てる。お湯を沸かし、塩と麺を計量し、鍋に入れ、タイマーをセットし、茹で、ざるにあげる一連の流れを担当する高度技術専門職。ソースやサラダは専門外のため、任務終了後はカトラリー設置部門へ異動。

「パスタマイスター、そろそろ出勤のお時間です」

 

同期
街の屋外ディスプレイでスーモの広告が流れ始めた瞬間に、妻がMacBookに繋がれたiPhoneのように、スーモの歌を口ずさみ始めること。

「スモスモスモスモスモスモスーモ♪」
「同期したね」

 

キーステーション
旅行先で起点にする駅。近くに宿泊することが多い。

「今回の旅は広島駅をキーステーションにお送りしましょう」

 

潜入
地下も含めて何階もあるような大きな建物に2人で入る場合に、夫が使う。悪いことをしていないのに悪いことをしている気持ちになる。

「さあ着いた。潜入するよ」

 

調査
店で品物を見てまわること。「潜入」と合わせ、スパイ色が強くなる理由は不明。

「今日はあのパン屋を調査しなきゃ」

 

毎日言葉遊びをしているような、即興芝居をけしかけているような、機転を試しあっているような感じだな。負けないぞ。