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junkotakijiri

読書の日記 9/19-25

9月19日(月)

最近、毎度ベッドの壁に座ったまま寝落ちするので、腰が痛い。なぜ横になることができない。なぜ、そのまま寝ちゃうんだと学習しない。

ルセラフィムのカムバック日決定。やったー。

明日、初めましての人とのミーティングがあるので、そわそわ緊張する。こういう日は、ほんとに「時間をやり過ごす」ことになる。ドタキャンされなきゃいいなと思う。

今の仕事で仲間になりたい人って、喫茶店にいそうな人では?という仮説をもった。スタバの採用基準を調べる。あくまでネットに落ちてる範囲だが、店長によるらしい。エプロンが似合うか、つまりスタバで働いてるのをイメージできるかは重要らしい。クルミドコーヒーの採用基準も調べる。Abema TVによると、「そこにいた人」らしい。ゴリゴリ採用活動する感じじゃないみたい。なるほどねーと思った。

お昼はお好み焼き。お好み焼きソースがなくてたこ焼きソースを使った。悪くはないがよくもなかった。私は、特に食べものに関しては「いつもの」への志向性が高いので、んーーーーーーーーと思いながら食べてた。夫は何でももりもり食べる。

クルミドコーヒーに関する1時間半の動画を2本。片方は、クルミドコーヒーのスタッフふたりがずっと話しているもの。こういう感じの人を仲間にするのかー、ふむふむそういう経緯で入社したのかー、と考えながら観た。

「& Premium」、2016年のバックナンバーを古本で注文。チャーミングについての特集。クルミドの求人募集のブログ、求める人欄に、「チャーミング」とあって考えたくて。

夜、夫のリクエストに応えてかぼちゃの煮物を作った。彼は興奮し、鍋の中すべてのかぼちゃを「僕のもの」と言い、「明日はかぼちゃの煮物弁当がいい」と付け加えた。私は口の中の水分が取られるので苦手だ。でもこんなに喜ばれるなら、煮込むだけだし頻繁に作ろうと思った。

 

9月20日(火)

初めましての方とミーティング。朝から落ち着かない。会議中は例によって緊張して冷や汗。14時過ぎに終わり、早々に今日の営業を終了する。コーヒーを淹れて、チョコを食べた。

今月はもう働きすぎている気がする、と思ってカレンダーを見たら、9月に入って休んでなかった。だいたい仕事関連の本を読むか、何か考えるかしている。先週はドタキャン問題を引きずっていたし。プライベートの読書が進んでない。

夕方、リハビリへ。屋内ではわりとスイスイ歩けるのに、外に出ると歩きづらくなる。おかげで気持ちの落差が激しい。という話を理学療法士さんにした。「そうですね、屋外は平らじゃないですから」と言われる。なるほど。待ち時間、看護師さんから骨粗しょう症の話をうかがう。閉経後、特に注意したほうがいいらしい。骨折して寝たきりになると肺がぺしゃんとつぶれ、活動量が減って消化器の働きが悪くなり、合併症を引き起こすとのこと。年を重ねると、友だち同士でそういう話題でもちきりになるんだそう。ただでさえにぎやかな、ゼミのグループLINE。いつか話題が変わる日が来るんだろうな。

病院から出たら、急に涼しくなっていた。鈴虫も鳴いていた。気温差が体にきそうだ。帰りがけの夫と待ち合わせ、コンビニに寄って帰宅。

夫が「具合が悪いそうなので……週末に実家に行ってくる」と言った。ヒヤッとした。が、パソコンの具合らしい。なんやねん。現状2009年製のものを、メンテ済みの2011年製のものに入れ換えてくるそうな。WindowsでもMacでもない、Linux。ウイルスにかからなくて、実家のPC用途にはちょうどいいそう。私なら最新のPCが欲しい。

昔もらった手紙の中で、必要なものがあったので、手紙入れを探した。すぐには見つからず、全部読み返すことに。中学生の時、英語の弁論大会でもらったフィードバックシートも出てきた。当時は喜んでいたコメントも、大人になって読むと、当たり障りがないことを書いてる人もいるなとわかる。大学時代の写真とか、夫と付き合って間もないころの手紙やプリクラとかもあった。遠い記憶のような気もするし、ついこの前のような気もする。

夜になっても全然疲れを感じないので、たぶんだいぶ疲れてるんだと思った。明日はトライアルの説明会で、続けてツールの製造作業もある。ゴールがあるとするならだいぶ遠いぶん、たまにひとりで途方に暮れる。

 

9月21日(水)

ずっと会ってない親戚のおばあさんのために、撮りためた2人の写真でフォトブックを作ろうと思いついた。写真を見繕って、カメラのキタムラに手配。以前、コロナ禍に入ったころにフォトカレンダーをお贈りしたら喜ばれたのだけど、今回はその続き。

11時から2時間半くらい、仕事仲間と電話。最近会った人の話、違和感、落ち込んだ話、疲れていることなど。私たちがお手本のひとつにするのは、ミナペルホネンかもしれないねという仮説。仕事で、具体的な気付きをどんどん得ていくことは大切だけど、それが目的とリンクしていること、1か所に集めていくことも大切では?という問い。

自分ひとりで作業している時は、自分の目の前のことについてしか頭が働かない。人と話していると、頭の使い方が変わるのか、話をしたり話を聴いてもらっている間にポップコーンのようにアイデアが弾け始める。同じようなことを話しつつも、相手の腑に落ちるように、細かく言い回しやたとえ話を変える。変えることで、また新しいアイデアが生まれもする。

30分の休憩で、新宿中村屋のレトルトインドカレーの残りを食べた。最近カレーが好きだ。グリーンカレーとか洒落たやつは食べられない。レトルトで広く市販されているくらいの味付けが好き。

14時から18時前まで別の友人とミーティング。1時間はサービストライアルの話。残りは雑談や仕事の相談。私がとてもとても苦手なことを話したら、彼女が軽やかに「私得意よ」と言ったので驚いた。指摘も具体的で鋭い。自分ごとのように考えてくれた。大きく心が動いたので、その勢いで仕事仲間とつなぎ、紹介した(オンライン会議に呼んだ)。私の大切な人たちが同じ場にいるのが嬉しかった。ふたりは、私が1年半、定期的にインタビューし続けてきた人たち。素直。嘘をつかない。言葉に裏表がない。言行一致。有言実行。私が美しいと感じるのは、そういう人たちの言葉。

フィクションの名文も好きだけど。私は言葉の内発性、切実性、行動との一貫性に惹かれる。

 

9月22日(木)

外出予定だったけど明日w/夫になったので、今日は気楽である。天気予報で、台風になりそうな熱帯低気圧の発生を知る。連休は夫が実家に帰ったり、仕事仲間主催のワークショップが開かれたりする。来ないのがいちばんいい。来るならスピードを上げてさっさと通過してほしい。

夫にリクエストされた海苔弁を作る。うちの海苔弁はユーザーエクスペリエンス重視。海苔を小さくちぎって載せるので、食べる時に全部べりっと剥がれない。ごはんと海苔とおかかとしょうゆの組み合わせを、いつまでも食べられる。おかずは白身フライ、ちくわ、かぼちゃの煮物。

起き抜けにデザインの仕事をひとつ。「サービス初期に出す情報は、もう少し直感的な表現のほうがいいのでは?」という意見をもらったため。UXライティングの勉強をせねばーと思い出す。送って見せたら「おおお!」と返ってきた。「でしょでしょ」と、にんまり。イラレを本格的に使えるようになりたいが、ちょっと学びたいにしては金額が高すぎる。今年はセールも少ないし。そんなことを考えながら、事務的なやりとりを少し。

フィクションに飢えており、チェーホフの戯曲『桜の園』を読んだ。主人公が、貴族として栄えていた頃の金銭感覚が忘れられない、祖国に子を残して不倫に走った中年女性、という設定でもうだめだったのだけど、好きになれる登場人物がひとりもいなくて、逆におもしろかった。見るからに悲劇なのに、著者は「四幕の喜劇」と呼んでいる。後書きを読んで、確かに喜劇にも読めるわ、と思った。広く「名作」だと言われる作品に「好きじゃない」と感じた時は、史実に基づく後書きをよく読むようにしている。これは大学時代に教わったこと。一読で、すんごいつまらんと思った英文学作品があった。レポートを書かなきゃいけなかったので、図書館で関連書籍を片っ端から読んで調べた。ら、見違えるようにおもしろく読めた。具体的なテキストを俯瞰し、史実と照らし合わせると見えてくるものがある。モデルとなった家の部屋は8つだったのに、小説では9つになっている理由とか。世の中には、読みにくい・わけがわからない時に著者のせいにする人もいるが、文学徒としては、「わけがわからないときは、自分が読めてないだけ」がベースである。

台詞の中で、「ハリコフ州」が出てきた。今、戦場になっているところだ。

エマ・クライン『ザ・ガールズ』を読み始めた。始まりからして不穏な本。なんとなく、雨天に読む本じゃないような。

 

9月23日(金)

このところサンダルで移動していたが、スニーカーのほうが足が安定するとリハビリで教えてもらった。それで約2ヵ月ぶりにスニーカーに足を入れた。入らない。むくんでるのか腫れてるのかわからないが、靴が小さく感じる。日常にはほど遠いなあと思う。

フォトブックを受け取りにイオンモールのキタムラへ。いいぐあいに仕上げてもらった。夫が昔キタムラでバイトしていたので、店舗の様子に興味津々になっていた。

夫が銀だこのファミリーパックを買った。ファミリーパック用の箱には、タレやマヨネーズ、割りばしを入れられるポケットみたいな場所がある。彼と「この設計はいいよねえ。かっこいいよねえ。製造元ってどこだろう」みたいな話で盛り上がる。私たちは梱包設計や動線設計の話がとても好き。すごくクリエイティブなお仕事だと思う。

私はお寿司を買った。明日彼が不在なので、その分の買い出しも。

バスの乗り降りで、少し苦労した。普段は気づかなかったけど、バスのステップって実は高さがある。乗り降りが怖かった。雨で、傘を持っていて、滑りやすくて、という条件も、難易度が高かった。今回はそのうち完治するけど、こういうところに難儀する年代がいずれ来るんだろうなと思った。

気圧の変化なのか、頭や首、肩の痛みが激しい。薬をいつもより多めに飲んだ。昼食を摂りながら気づいたけど、最近明らかに食欲・食事量が減っている。

今日はいろいろ製造しなきゃいけない日なんだけど、夕方以降にしようと決めてドラマを観る。「七人の秘書」。リリーフランキーの演技が好きだった。目線の使い方がうまくて、何度か巻き戻して観た。捨てた子への気持ちがひしひしと伝わってきた。頭痛がひどくなったのでひと眠り。

サービスのトライアルに使う資料を全部読み返して、細かい修正をし、お客さんが使う分を地道に製造。印刷して、パンチで穴を開けてファイリング。いつかシールにしたいものは、現時点ではプロトタイプなので、紙に印刷して両面テープを貼る。量が多かったので疲れた。

明日は病院。かばんや保険証などの準備をした。

 

9月24日(土)

早起きした。肌寒い日。夫は実家、私は病院へ行く日。夫が半袖で出かけようとしたので、長袖のシャツに変えてもらう。我が家で先に風邪をひくのはいつでも夫。寒い恰好をして風邪をひく。季節の変わり目は、私がふたりぶん気をつける。

セブンで、トライアルアイテムを友人に発送。これから2カ月半、トライアルにつきあってくれる。送ってから、何かプライベートな贈り物を同梱すればよかったなあと後悔した。

病院までの道のりには階段が多い。早めに出発したら、予約時間より1時間早く着いた。40分くらい前倒しで診察してもらったけど、遅れてきていた人の代わりだったらしく、その人とすれ違った時に少し気まずかった。

駅までの道で、知らないおばあさんにニコッと会釈された。慌てて返す。お互い、マスクを片耳にかけて歩いていた。こういうの、久しぶりだ。田舎にいた頃は日常茶飯事だったことが、上京して以降、めっきりなくなってしまった。マスク常備の昨今はいわんや。穏やかな気持ちになった。

地下鉄。いつも使う出入り口にエレベーターがなかったので、遠回りした。エレベーターに乗る人って、結構いるんだな。お年寄りが多い。たまにベビーカーを押すお母さん。こちらがエレベーターの「開く」ボタンを押し続けておくのが当たり前に必須なくらい、ゆっくりとした動きの人たち。普段は全然使わないぶん、驚いた。

スキンケアのリフィルを買う必要。栄か名駅で迷って、名駅にした。コンパクトで、極力歩かないエリアがいい。マークスアンドウェブで、化粧水、クリーム、石鹸を買った。季節の変わり目の手入れについて、スタッフさんと話す。マスクなのに笑顔なのがわかる。アイクリームのサンプルをもらった。オルビスで、気になっていた日焼け止めのサンプルを試す。よかったので、今度ネットで買おうと思う。

柿安でお弁当を買う。さんまの蒲焼き、こまごまとしたおそうざい、さつまいもときのこの炊き込みご飯がセットになったやつ。秋になると買っちゃう定番品。ガーリックシュリンプもつけた。京都醸造のビール、一意専心も購入。ぜいたく。

いつもの駅に降り立ってから、タクシーを呼ぶ。タクシーアプリGOがクーポンをたくさんくれるのだ。500円のばかりだけど、家が駅からワンメーターもかからない直線道路沿いなので、うまく使い切れてちょうどよい。今日の運転手さんは明るくて、何度も「ありがとうございます」って言っていた。

夫がいない週末は久しぶり。1日空けるなんて、何年ぶりだ、というくらい。さみしい。ごはんとお酒とうたたねでやり過ごした。

22時過ぎ。無事に帰ってきたのはよかった。が、実家の愛猫の話ばかりするので焼きもちをやいた。

同じ時間帯に、仕事仲間からLINE。主催したワークショップが無事に/いい感じに終わったらしい。来週話を聴けるのが楽しみ。

 

9月25日(日)

朝夜は冷えるが、日中はわりと気温が高い。「秋ってそういう季節だったね」と夫と話す。

エマ・クライン『ザ・ガールズ』を再開。おもしろいのだけど、途中で眠くなり、昼まで寝ていた。起きて夫に聞いたら、「見るからにヘトヘトだよ」と言われたので、自分が昨日の大移動で疲れたんだとわかった。夫を待ってたのも疲れたのもかも。疲れを自分で感じることも、「昨日〇〇があったから、今日は疲れてるんだろうな」の推測も私にはできない。抜け落ちている。

昼食後からまた読書。日付が変わる少し前に読了。ある男性を信奉して犯罪を重ねた少女たちの話。実際に起きた事件が題材。あとがきによると、言葉の選び方や比喩の評価が分かれるらしい。私はとても好きだった。読んでいて何度も、「どうやったらこんな表現出てくるの!」と思ってたくらい。

読書の日記 9/12-18

9月12日(月)

早く寝ると早く起きてしまう。右ふくらはぎが痛い。伸ばす。白湯を飲みながら、YouTubeで「レオ」を聞きながら、画像加工の練習。VSCO、Procreate、レイアウト、手書き。朝はゴールデンタイムというのに、何やってんだろうと思う。夫が起きないことには活動を始めにくい。本を読む気分でもない。

コーヒーを飲みたい。が、カフェインレスでも頭が痛くなるので控えている。薄く淹れたら飲めるかな、これでだめなら一生諦めよう、という気持ちで豆をポチ。時間指定できるのがちょうど土曜日以降で助かる。

夫が起きてきた。「レオ」(飼い犬の視点の歌)をリピートした頭、キャスター付きの椅子でスーッと抱きつきに行ったら、犬みたいな気持ちになる。いや、ホームに戻るルンバか?「君は犬というより猫だけど、もっとずる賢い動物な気もする」と言われる。朝ごはんは肉まんとヤクルト。

井登友一『サービスデザイン思考』を読む。製品の表舞台を設計するのがUXデザインなら、表舞台も舞台裏も含めて設計するのがサービスデザインとのこと。以前読んだロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』も、サービスデザインの本だったらしい。なるほどね、という感じ。UXデザインの本、UIデザインの本を読んでもやもやしていた理由がわかった。私は表舞台だけ作りたい人間じゃない。潜在的ニーズの定性調査のやりかたを特に知りたかったのだけど、今やれていることの延長線上みたいで、やる気が出た。

トライアル2回目用のNotionを作成。ご案内メールをお送り。

仕事関連で気になっていた編集者さんにメール。緊張した。返信のスピードとか、文章とか、「ああ、私はこの人からいろいろ学びたいな」と思った。いいご縁になるといいんだけど。

人に関わることをやってると緊張して時間が溶ける。勝手にひとりで疲弊する。でもがんばりたいからがんばる。私には私の仕事のやり方があるはず。

 

9月13日(火)

久しぶりの終日外出。ひとりでの外出。

夫にタクシー配車アプリの紹介をしてもらい、クーポンをゲット。往復代が浮く。

我が家は地図上はわかりやすいものの、車で到達しにくい場所にある。今日の運転手さんも迷いに迷って来てくれた。

午前中は病院へ。私が歩く姿を見て、看護師さんが「だいぶよくなったねえ」と微笑んでくれた。ふと、この人たちは、よくなっていく人も、よくならずにいってしまう人も、等しく見ているんだと思った。よくなったからってめっちゃ喜ぶでもないし、悪くなったからって一緒に落ち込むわけでもない。内心はわかんないけど。見た感じは、いつも同じトーンを保っている。すごいなーと思った。

11時前に受付して、呼ばれたのが12時半。ラストだったせいか、先生が饒舌だった。これで最後!お昼!とか思ってたりするのかな。今後のことを詳しく聞けた。松葉杖を返却した。リハビリの予約をした。

薬局を経由して、駅まで歩く。ぎこちない。遅い。比較的涼しい日でよかった。バリアフリー対応の駅でよかった。

14時前から名古屋駅。柳橋市場の寿司屋でランチ。いちばん安い握りセットに、小ビールをつけた。乾杯。また歩けるようになってよかった。リハビリがんばろう。

クラフトビールを買いに酒の岡田屋へ。あんまりピンとくるものがなくて、ワイマーケットのルプリンネクターだけ3本買った。店員さんが「ルプリンネクター……おいしいですよね……」とルプリンを見つめながら言う。「おいしいですよね……」と返す。10月から30円値上がりするらしい。どこも大変みたいだ。ふと、夏前のことを思い出した。「京都から友人が来た時に、そこ(岡田屋と同じ通り)のワイマーケットキッチンに連れて行ったんですよ。ルプリンがうまいうまいって言って喜んでて。帰りに岡田屋さんに寄ったら、『京都にないビールがある!』って目を輝かせてました。今度来る時は、この近くに宿を取ったらいいよって思いました」と話した。すると店員さんが「そのまま働いちゃいます?住み込みとか?」と言ったので、ふたりで笑った。出入り口の扉を閉めた時に、「いってらっしゃい」と聞こえた。

15時から美容院。久しぶりで会話が弾んだ。だいたいいつも、夫がかわいいという話か、夫がかっこいいという話か、夫が賢いという話。前髪つきショートボブの私が戻ってきた。わーい。ルプリンを1本差し入れ。

名鉄百貨店で、サンマのお刺身と野菜を買った。

改札を通った瞬間に、乗りたい系統の電車が出発した。「あー、もう15分待たなきゃ」と思っていたら、改札から階段を下りてホームに行き、乗車地点にたどり着くまでに15分かかった。

いつもの駅で降り、タクシーを呼ぶ。待っている間に、自販機でセブンティーンアイスのチョコナッツモナカを2つ買った。アプリでタクシーの接近状況を見ていたら、私から見える少し先の道を通過して行った。遠回りしてやってきた。最短ルートで来ないのが不思議だった。

という話を夕食の席で夫にしたら、「車線の関係で曲がれなかったんだよ。遠回りせざるをえなかったんだ」「君にはそういう知識がなさすぎるね」と言われた。なるほどね。免許をもっていたとしても、私には車線把握みたいな空間認識系は難しいと思う。っていうか、それがネックで免許取れないと思う。

夫とルプリンで乾杯した。

1日中、「無事に帰るぞ」と意気込んで歩いていたんだろう。いきなりの遠出に体がびっくりしたんだろう。早くも筋肉痛が出た。

 

9月14日(水)

初めましての編集者さんとミーティング。支度をして会議室にログインしていたら、現れない。おかしいと思ってメールボックスを見たら、開始5分前にメッセージが来ていた。「緊急の仕事が入ったので、そちらに取りかかりたい。他のタイミングでの会議は可能ですか」という内容だった。交渉文・疑問文だったから、すぐに連絡すればリスケジュールの話ができると思っていた。しかしながら返信なし。1時間後に再送しても連絡なし。結局ずっと返信を待っていて、1日が過ぎた。緊急の案件と言うのも、取引先が無理を言って生じたものなのか、彼女がタイムマネジメントや質的管理をしてなかったせいで起こったものなのか、判断がつかない。気づいたら、今日の食事は夕食だけだった。

9月15日(木)

朝、連絡が遅れて申し訳ないとの連絡が入る。電話してもつながらない。メールの署名欄にあったインスタを見たら、昨日の夕方にジムに行き、夜にマンガを読んでいるストーリーを上げていた。今日は旅行。すごい人だなと思う。夜、再度連絡があって、gmailかiphoneのエラーで、私の昨日のメールを今朝見たのだと言われた。仕事仲間に伝えたら、「信じられない」と言われる。彼女がメールでのやりとりにこだわっていて、電話できない。署名の意味がない。だらだらとやりとりが続く。トラブルが起きた場合のメールのやりとりって苦手。時間が取られて嫌だなと思い、今日もとても疲れた。彼女は緊急の仕事をPC以外でやってたんだろうか。流れでPCでメールを確認しなかったんだろうか。今日の食事も夕食だけだった。

相談にのってくれた人へプレゼントを手配。よろこぶかなーと考えていると和んだ。

 

9月16日(金)

電話できないのは「気持ちの整理がつかないから」とのこと。こちらの台詞である。普通はドタキャン音信不通の時点で見切るのだろうが、タイミングがわからなくて、メールを続けていた。隣のエンジニアいわく、「gmailが1日届かないのは、ない。本当なら大規模な障害情報が出てるはず」とのこと。要は見なかったってことだ。やっぱり無理だと思ってお断りした。

夕方、初めてのリハビリ。病院に行くのに30分かかった。足を温めてもらって、可動域の検査や、むくみとり、マッサージをしてもらった。家でのリハビリ方法も教えてもらった。理学療法士さんが丁寧で、安心した。

セブンでつまみを買い、ひとりお疲れさま会。ソルティドッグと缶詰の牡蠣の燻製。夕飯はねばねば蕎麦とビールと焼きおにぎり。

 

9月17日(土)

昨日外出したぶん、足が筋肉痛。自分のリズムを取り戻さねば。

火曜日のミーティングの準備。好きな仕事なので、手を動かしていると蘇る感じがある。来週はまた新しい人に会う。用意していた資料を更新して、誰よりもまず自分がワクワクするものにした。

西村佳哲『なんのための仕事?』を再読。10年前に読んだときは、初めのほうをたくさんマーキングしていた。今琴線に触れるのは後ろのほう。西村さんの本を何回も読んで、ワークショップにも行って、見つけた言葉をヒントに自分で考えて、を繰り返していた10年だった。昔は組織の中でもがいていて、頭だけで考えていた。あれができればいいのにとか、これが理想だよなとか。今は組織から出て、体を動かしながら考えている感じ。あれやっちゃおう、これはこうしたほうがいいよな、あー思ったのと違うから変えちゃお、みたいな感じ。頭と体の動きが一致してて速い。よい。エフスタイルのふたりの話に、こんなふうに働けたらいいと思った。自分たちに合う人、一緒に働ける人との関係を、地道な試行錯誤のうえで作りあげていく感じ。今作っているサービスの仲間集めのことを考えた。一緒にいて気持ちよいかが大前提で、できること、できないこと、やりたいこと、やりたくないこと、の話を聴きたいと思った。「採用」って言葉を使いたくない。人事もいらない。履歴書や職務経歴書重視で人を見ることもしたくない。その人の今のこと、新鮮な話を聴きたい。と、想像したところで、「時間がかかるよなあ」「いつまでたっても難しさ、人に関する問題が残るよなあ」と思った。それを含めて、やっぱりやりたいと、今の仕事仲間は思うんだろうか。今ならまだ引き返せる。

夫とスーパーへ買い出し。1か月半ぶりのスーパー。好きなものを買い出しに行ける喜びよ。入口をくぐってすぐのところで拍手した。ひとりでぱちぱち。お気に入りの牛肉を買った。レタス、トマト、おでん、チョコ、お好み焼きの材料、赤ワインも。帰り道、道路を横切る時に、夫が手を引いてくれて嬉しかった。渡りきってから伝えたら、「引きずってやるー」と悪い顔をしていた。彼を誉めて、素直に受け取ってもらったことがない。だいたいふざけられる。「そうそう、ぼくってすごいよね」「キリッ」とか。

ブルーボトルコーヒーのデカフェを開けた。おいしい。頭痛くない。チョコと合わせた。今日公開の、ルセラフィムのドキュメンタリーを観た。表舞台でニコニコキラキラしている人たちの舞台裏。le sserafimというグループ名が、I’m fearlessのアナグラムな時点から好き。

 

9月18日(日)

昨日スーパーに行ったぶん、今日も新しい筋肉痛。3時くらいに寝たので寝不足。台風で雨の予想だったけど、空は今のところ晴れている。

人と人のサービスを作っているので、人に関する問題はいつまでも残るよ、と言う夫の話を反芻する。仕事仲間も私も、少し種類は違うものの、人と接する時に怖さがある。コミュニケーションの課題がある。対人職なら誰もが持ち続ける課題なんだろうか。大きな企業の採用担当って、すごい仕事だなと思う。相手のドタキャン、内定辞退、お祈り連絡を日常的にやってる。小さい企業なら、そこにいる人が全員対応しなければならないような、そして都度都度怖かったり傷ついたり悩んだりするようなことが、採用の人たちのところに集約されている。私が人事にいたころ、採用の人たちの、機械的な感じ、表面的な感じの仕事の仕方に違和感があった。協働する時に、自分で考えて動く感じが少なかったのがフラストレーションだった。でも、今なら少しわかる気がする。書類に書かれている言葉、面接で言う言葉を信じて仕事を進めなきゃいけない。複数人で分散させるとはいえ、人を見る目を問われる。よほど採用の仕事や人が好きな人以外、応募者向けの顔と社内向けの顔にはかなりギャップがある。麻痺するというか、防衛反応が出るというか、ある意味で自分を殺していてもおかしくない。

『突破するデザイン』を読む。書き方のくせなのか、寝不足だからか、どっちもなのか、あまり進まず。諦めてkindleでゆるい読書。『名探偵コナン』の102巻。警察官キャラ総出演でカオス。unlimitedで、かまたく『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』『お前のために生きてないから大丈夫です』を読む。普段なら買わない本が読めていい。途中で昼寝した。頭がすっきりした。

やりたいことがある、との相談に対して、かまたく氏が「やっちゃえばいいじゃん」と書いていた。この前話した美容師さんも同じようなテンションで、「やっちゃえばいいじゃん」と言っていた。それが今日急に腑に落ちて、私もずっとやりたかったことをやっちゃおうと思った。情報収集して、具体的に進める準備をした。楽しみだ。ぐだぐだ迷いながらあと30年生きるのは嫌だ。

読書の日記 9/5-11

9月5日(月)

英文解釈のテキストを2章分。核兵器と中立国の話、留学生の食事情についての話。英単語を30ページ分。頭痛がひどくて昼食前に昼寝。

先週、キャリアの棚卸しをした。何をやってきて、これから何をしたいんだっけ、みたいなこと。今の仕事に慣れてきたのもあって、新しく仕事を増やすのと、新しいことを勉強するのと、どちらがいいのか考えていた。職務経歴書を見直した時に、「この過去の情報と過去のスキルを相手に説明して、交渉して、雇われの身になるのはもう嫌だな」と思った。今の仕事のやり方は、かなり自由で、新しく学んだことをすぐに反映できて、「私はこういうことができるんです」ってアピールする必要もない。ここまで来るのに結構がんばったんだよなと思ったら、大事に育てていこうという気持ちになった。どこかの会社の製品や大人数のチームワークに貢献するよりは、チームワークの前、個人が個人として在ることに触れられる仕事をしたい。

ということで、私は今の仕事を引き続きやりつつ、新しいことを学ぶ道に行く。

午後はFigmaの勉強。カイクンさんのデザイン講座(動画)がとてもわかりやすい。教えるのが上手なところも勉強になる。序の口の序の口なので、まだついていけている。

皆川明『100日WORKSHOP』を読む。手を動かしてものづくりしながら、想像力を広げること。その旅の記録。集まった人が女性・子どもばかりだったのが残念だった。

夫が寄り道して懐かしのスーパーへ。付き合いたての頃に近くに住んでいて、よく訪れたところ。店内が昔のまんまだと言って、興奮して帰ってきた。次は一緒に行こうね。LINEを返しながら、英単語を10ページ分すませた。

『カラマーゾフの兄弟』を読み始めた。

 

9月6日(火)

On Readingという本屋で3冊注文。エッセイ、日記本、詩集。Amazonのマーケットプレイスで小説を3冊注文。これで9月も安心。

カランダッシュのボールペンのインクの出が悪い。代わりにパーカーのボールペンを引っ張り出してきた。これはこれでいい。

英単語を40ページ、英文解釈を4問、デザインの動画2本。デザインの授業では、YouTubeをスマホで見たときの画面のヘッダー部分をトレースした。考え方は簡単な気がするけど、細かいところで時間がかかった。今日もおもしろかった。いつまでその気持ちが続くかなと、少し不安。

月次の体調不良で昼寝。時間給じゃないからこその働き方だな、ありがたいなと思う。

起きると14時。夫が昨日懐かしのスーパーで買ってきてくれた、ししゃもを焼いて食べる。ふくよかでよい。生活動線上のスーパーがつぶれて、ししゃも難民になっていたのでいい発見だ。懐かしのスーパーに行けば、ふくよかししゃもが手に入る!次は夫と食べる。

皆川明『Hello!! Work』を読む。180人ほどの規模の組織で、日本中の工場と一緒にものづくりをしている人たち。チームワークとか、人事とか、マーケとか、そういう言葉が一切出てこないことに気づいた。あくまで作り手の皆川さんが、できることを増やしながら、仲間を集めていった感じ。私のキャリアの大半は人事が占めるけれど、もう人事として生きていくのは嫌だなと思っていたところだったので、ヒントを見つけた気がする。

仕事仲間の1週間ぶんの日記が届いた(今まで取引先と呼んでいたけど、彼が私のことを仕事仲間と呼んでくれたので、私もそうする)。一般的な会社であれば、週報とか日報にあたるもの。仕事のことだけじゃない、生活についても書く日記を共有してみるのはどうだろうと先日提案していた。読んですぐ、「うわっ、いいなあ」と思った。生きてる感じがする。社長が「あー!また失敗しちゃったー」って言ってるのを口語のまま教えてもらえるのは、「この人も人間なんだな」って思える。仕事の情報だけだと、「自分に関係ない」とか、質や効率性、各仕事の目的性などに目が行く。生活を含めた記録には、食べたものや、体調、とても細かい気づき、機微が書かれていて、生きている存在にまず目が行く。こういう文脈で仕事をしたんだな、ってわかる。この下地で仕事の会議をするの、よさそう。仲間内で日記を書くの、すごくいいアイデアじゃないかな。

夕食は巻き寿司。炒めた牛肉に焼肉のたれを加えたものと、レタス、マヨネーズ。ビールを合わせた。レタス巻きに負けない味だね、と夫の目が言っていた。

食べながら、日記のことを話した。エンジニアの部門では週報がある。そこに日常のちょっとしたことを書く人もいるらしい。同じ会社の人事部にいた私は、部門で週報を書いたことがない。そのことが突然、異様なことに思えてきた。全然コミュニケーションしてなかった。エンジニアは自然としてる。仕事の情報以前に、仲間がどういう人なのか、何を大事にしてるのか、今週も無事に生きたのか、そういうことを知りたいなと改めて思った。

『カラマーゾフの兄弟』の続き。まだ何も起きていない。登場人物の名前を覚えるのに時間がかかっている。簡易人物説明つきのしおりを失くせない。

 

9月7日(水)

今日は午後から会合なので、朝、早めに動き出す。白湯を飲みながら、昨日の日記を仕上げた。

英単語40ページ。これで1周できた。今日の英文解釈の問題は易しめだった。デザインの勉強では、ボトムナビゲーションを作った。ガイドの先生のフォントはMac、私のWindowsのローカルフォントはいろいろ入ってないしで、お手本通りに作れないのが悔しい。眠っているMacBook Airを出してくるか? そのあと『ゼロからつくるビジネスモデル』の続き。計画通り、さくさく終わらせられた。午前中に勉強をして、午後に仕事するリズムが合っていそう。

頭が痛くて薬を飲み、昼食に豆腐おかか丼を食べた。

14時から19時までオンライン会合ひとつ。肉じゃがの話で始まって、いろいろ経由して、肉じゃがの話で終わった。私の仕事を「素敵な仕事」と言ってもらえて、嬉しかった。

今日は「働いたー!」っていう感じがする。いいぐあいに疲れた。余白がないと、書くこともないや。

夫がアイスのジャイアンコーンを買ってきてくれた。明日はゆるく行こう。

 

9月8日(木)

起きてすぐパソコンに向かい、仕事で気になる箇所の修正。メッセージでやりとり。言葉の順番を変えたら、しっくりくるものになった。

しまった、今日はゆるく行こうって思ってたのに。朝から飛ばしている。

今日も英文解釈のテキストをやったけど、「なんかもう洋書をもっと読めばいいじゃん」と思い直して、あと数ページだけどやめることにした。楽しいと思うことにまっすぐ行きたい。

休眠していたMacbook Airを出した。放電したのか充電できなくなっていたのに、なぜかまた充電できるようになっていた。信用ならない。明日にはまた充電できなくなってるんじゃなかろうか。とりあえず、今日から勉強にMacのフォントが使えるのは嬉しい(日常使いにはやっぱりWindowsが好き)。

お昼前に玄関のチャイムが鳴った。ネコポス配達員のおばさま。ゆっくりな動作。だから私がさっと歩けなくてもインターホンの応答に間に合った。荷物がポストに入らないということだったので、ヤクルトボックスの上に置いてくださいと伝えた。リハビリしたくて玄関まで取りに行った。お尻での移動ばかりで、たいしたリハビリにはならなかったけど。On Readingで買った本だった。待ってました。かわいいニュースレターが同封されていた。

『カラマーゾフの兄弟』を読む。ドストエフスキー、読みやすい。ぐいぐい読ませる。作者がすごいの?訳者がすごいの?光文社がすごいの?みんながすごいの??やっと登場人物の名前を覚えたけど、1日空くと忘れそう。少しずつでも毎日読むのが大切そう。

気圧変化が激しくなったのか激しい頭痛。薬を飲み、昼食抜きで寝て起きて15時。ジャイアントコーン(赤)を食べた。ナッツと、コーンの中のチョコがおいしい。自由だ。

『ゼロからつくるビジネスモデル』を読み終える。ヤクルトのビジネスモデルにピンとくるものがあり、ヤクルトレディの働き方を調べた。仕事仲間に電話。ビジネスモデルの本には、「遠いところから模倣せよ」とある。今のところ、アメリカのあるサービスとヤクルトを真似したい。日記にまつわる長い話、Gitの話、お互いの専門分野の話をした。

しまった。今日はゆるく行こうって思ってたのに。結局夕方も飛ばしていた。ぶーん。

夕飯は冷凍のエビピラフ。私はエビが好きなので、冷凍エビピラフのエビが10年前と比べて小さくなっていること、一袋あたりの数が減っていることを知っている。私はエビが好きなので、別途用意した大きなエビを追加して炒める。すばらしい工夫だ。

食後の夫は牛になりたいんだと思う。私のベッドに横になって寝ようとする。私も横に寝そべって、彼のほっぺや首や鎖骨をぷにぷに刺す。起きない。腕を持ち上げて、私の手と比べる。どの指の爪も、私の爪の3倍はある。いいなあ、ネイルが映えるだろうなあと思った。私の爪に塗っても、「お子ちゃまが背伸びした感」しかない。そうつぶやいたら笑われた。

 

9月9日(金)

夫の月~木のお弁当は、彼が自作する。3食入り焼きそばを一気に作り、2日に分けて持って行く。これをもう1度、味を変えて繰り返す。金曜日はNot焼きそばDay。炊き立てごはんの上に、両面焼きの目玉焼き、オーロラソース、ウィンナー2本、小松菜のごまあえ、たくあん2切れを載せた特製弁当。私がかいがいしく作ってさしあげた。

サービスづくり用の資材や本のAmazonウィッシュリストを作った。仕事仲間に送って、確認してもらい、承認されれば会社の経費扱い。それとは別に、マーケットプレイスで2冊買った。どちらも絶版本なので、手に入るうちに。

エリザベス女王崩御の知らせ。ついこの前、くまのパディントンとお茶する動画を出してたばかりなのに。戦後からブレグジット、コロナ禍まで、ずっとイギリスを治めていた方だと思うと、ひとつの時代が終わったんだと感じる。

市原真『病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと』を読む。医療を俯瞰できる病理医という仕事。病院って、医者って、医療って実はこんな感じだよ、という本。「医者にかかるアビリティ」ってあると思う。かかりつけの病院を探す力、医師や看護師と関係を作る力、大学病院と町医者の違いを知っていること、救急搬送のフローを知っていること、推しの先生が大学病院に戻る場合、いざとなったら追いかけていけばいいと知っていることなど、この数年、体を張って得たことの背景がわかっておもしろかった。本の写真を撮って加工し、感想をつけたものをtwitterで投稿したら、想定外に著者に届いてしまい、たくさんのいいねがついた。怖くなって消した。

13時から16時まで電話会議。昨日電話したばかりなのと、日記を共有したからか、いつもよりお互いリラックスした感じだった(気がする)。

終わって、ぷしゅーっと気が抜けた。のんびりYouTube。FIRST TAKEをレコメンドされるままに。Avril Lavigne「Complicated」、adieu「よるのあと」、millet「inside you」、Stray Kids「SLUMP」「Scars」、kep1er「WA DA DA」、それと優里の「レオ」。

細谷功『アリさんとキリギリス』を読んだ。読み終わった。私は1度アリの巣に入って出てきた「潜入キリギリス」。川上の仕事が好き。

古本が2冊届いた。どちらも綺麗でラッキー。

 

9月10日(土)

足につけていた半ギプス(シャーレ)を完全に取り外して生活し始めた。たまに、床に足をつけてぺちぺち歩いてみている。松葉杖はまだ手放せなくて、足に重心はかけない。固まっている足の裏の筋肉を柔らかくするイメージ。

カイクンさんのデザイン講座、「はじめてUIデザイン」と「UX入門」の動画のうち、無料分を全部観た。長かった。一部、1.25~1.5倍速で観たけど、それでも長かった。Figmaは基本動作ができるようになった。UIは思想をかじりたかっただけなので、もうOK。

週末は、平日よりも規則正しい生活をする。寝起きする時間は変わらない。夫が在宅しているぶん、昼食を時間きっかりに食べる。平日、ひとりだと、仕事や勉強で過集中に入ってしまい、疲れて1回昼寝して、起きて14時、みたいなことがよくある。

昼食の主役は、うなぎの蒲焼き(三河産)。ひつまぶしを作った。うちのこだわりは、蒲焼きを一旦水洗いして、市販のタレを落としてからグリルで焼くこと。その間に自家製のタレを作る。焼きあがったうなぎを小さく切り、タレと一緒にごはんに混ぜ込む。薬味は小ねぎ、わさび、海苔、そしてカイワレ。白だしを水で割り、沸騰させたものもスタンバイ。外食したら少量で6000円くらいするものが、家だとたっぷりで2500円。おいしかったー。

午後も動画。YouTubeでUXデザインのものをひととおり観た。仕事と生活が融けているので、休みなのか仕事なのかよくわからん。ある動画で、有名なUXデザイナーが「いいデザインをするためには?」とインタビューされていて、「偉い人と仲よくなること」と言っていた。これはなにも媚を売れという話ではなく、「UXデザインはプロジェクトの上流工程から入るので、役職者と話せるスキルが必要」とのことだった。この言葉で、UIとUXの住み分けができた。UIはかなり具体的な作業という感じで、川下工程だ。UXは、だいぶ初期から考えないと意味がない。

マーケティングとUXデザインの違いもおもしろかった。重なる部分はあれど、マーケは人数を集めて統計的に顧客のことを考える。n=多数。UXはn=1、個々のユーザーをリサーチして、データを集めていくらしい。

UXデザインの本を何か買うかな、と思ってAmazonやTwitterをサーフィンしていたら、サービスデザインという言葉を見つけた。違いはなんだ。私なんぞが抱く問いは、だいたい先人がすでに抱いている。違いについて書かれたnoteなどに目を通した。UXデザインはお客さんにフォーカスを当てる。サービスデザインは、サービス全体の設計なので、UXデザインに加えて、マネタイズ、従業員のこと、社内の仕組みなども入るみたい。ああ、私の仕事は完全に後者だなと思った。お客さんの体験設計も、従業員の体験設計も同時にやってる。マネタイズ、拡大可能性があるように設計するのは、経営者の体験設計とも言えると思う。というわけで、サービスデザインの本を注文した。明日届く。明日は届くものがいっぱいだ。

ルセラフィムの動画を観た。テーマパークでゲームしてるやつ。平和。最年少のウンチェが賢くて明るくて胆が据わっててすごい。アイドルはどういう人材がいるか、どういうチームを作ってるかの視点で見ちゃう。カムバックを待ってる。

実家関連の日付が近づくと調子がおかしくなる。両親の誕生日など。もう会わなくなって久しいのに、日付は覚えてしまっているもので消えない。誕生日と同じ並びの数字を偶然デジタル時計で見た時にすら、嫌な記憶がヒヤッと浮かぶくらいだから、カレンダーはいわんやである。ここ数日の仕事に集中してる感じや、もっと働かなくちゃとか思ってたのは、なんか無理にでも動いていよう、私は元気だぞ、影響されない、自立してるもん、みたいな強迫観念的なものがあった気がする。次の木曜日が嫌だ。そわそわする。

規則正しい生活。忘れずに薬を飲む。何か楽しいことをしよう。ぐだぐだしよう。

 

9月11日(日)

今月、サービスの2回目のトライアルをすることになった。準備を少しした。少しというのは、「また仕事してしまう!」と気づいて止めたから。いかん。

プロトタイプを仕事仲間と夫以外に見せるのは初めて。楽しみ半分、緊張半分。制作に一旦の区切りをつけたのが2か月前なので、頭はずいぶん冷めている。あれはこう変えようとか、ここが曖昧だから詰めたいとか、次の課題をどうしようか考えている。冷たさは、健全な時は対象の建設的批判→改善につながる。よくない時は、「こんなんだめやわ」という完全否定→自信喪失につながる。最近は健全なほうで使えていると思う。

皆川明『Hello!! Work』の好きな文章をNotionに転記。Callという店舗で20代から80代の男女を販売スタッフとして迎えたという話が、とても好き。オープン時に取材されたウェブ記事で写真も見た。素敵なお店だ。一度行ってみたいな。

午前中にいろいろ届く。小さなポストイット。ハンターズの黒トリュフのポテチ(ミニ缶のひとつを夫にもプレゼント)。仕事の本が20冊くらい。

お昼はほっともっとのお弁当。夫が九州チキン南蛮、私がステーキ丼とサラダ。脂質が超少な目で好みだった。野菜料理をたっぷり作って、たらふく食べたい・食べさせたい。

午後はkindleでマンガを楽しんだ。和山やま『女の園の星』、言葉のセンスが最高。星先生の結婚が判明した時の教室が特に好き。タナカカツキ『今日はそんな日』、ルーティンや習慣化を究めたクリエイターの話。村上春樹のサウナ版。早起きもいいな。でもうちはあんまり早すぎると、夫を起こしちゃうんだよな。4時に起きてお湯沸かしてコーヒーなんて、文句言われそう。週末北欧部chika『北欧こじらせ日記』はkindle unlimitedで。北欧好きが高じて北欧で寿司職人になった人の話(日本でのキャリア、営業は、国・言語が変わると使い物にならないということで、フィンランドの寿司職人の募集を見つけ、自分の夢にした人)。上司の語り口とか、3年半の契約社員とかの情報に、たぶんリクルート出身だと思った(当たった)。

両足を床につけて歩く w/ 松葉杖のスピードが上がってきた。すたすた歩ける。段差もOK。とか言って調子に乗っていたら、夜になって、骨折したのとは違う部分が痛む。ほどほどにいかなきゃ。

佐々木里菜『パートタイム•コメット』を読んだ。写真と文筆の方の日記本。コロナ禍の壁新聞で知った。2021/4/28-2022/1/4。20代最後、30代初めの日々のことが書かれている。仕事でクタクタだったり、眠さやだるさ、不調が混ざったりする日常に、「ご自愛……」と思った。が、私の生活もまあまあ似たものだと気づいて笑った。年代の節目は一見大きなものに感じられるけれど、日記で追うと、それは毎日、毎時間、毎秒の細かいカウントダウンと等価に見える。5/18と5/30が特に好き。

読書の日記 8/29-9/4

8月29日(月)

早く起きすぎた。白湯を飲み、アゴタ・クリストフの『第三の嘘』を読み始める。半分くらい読んで眠くなったので、布団に入りなおした。起きて、朝食をとって、夫を送り出してから本に戻る。この三部作、何度か再読してるのに、読書体験がガツーンときてすごい。救いようがない。『悪童日記』を単体で読んで、戦時中の双子の成長物語に勇気をもらえるという読みもできるだろうけど、三部作を通読すると感想は複雑になる。そもそもフィクション自体、嘘なのだ。そこに複数の語り手が混在しながら、小説内で真実なのかわからない、嘘かもしれないことを重ねていく。些細な言葉に伏線が潜んでいるのがうまいと思った。

仕事のメッセージを送る。返信に時間がかかるだろうと見越して朝にした。目的意識があるかないかで、議論の質が全く違うと思う。目的を共有したうえでの議論は楽しい。

保坂和志の本を読み始めたが、昔と印象が違って、受けつけなくなっていた。読むのをやめた。

体調が悪く、長い昼寝をした。起きたら返信が返ってきていて、それに返信。

グーッとよく鳴るので、お腹が空いているみたいだが、食べ物を目の前にするとたいして食べられない。今日もそんな日だった。

 

8月30日(火)

アゴタ・クリストフ三部作の写真を撮り、Procreateで感想を書きこんだ。加工と感想文の練習。

twitterのタグで見つけた、お気に入りの10冊も選んでみた。こちらも撮影。本当はウルフの『灯台へ』を入れたかったけど、家になかったので他のにした。大学の時、お金がなくて、図書館で借りては返し、借りては返しを繰り返していたっけ。なつかしい。書いてたら読みたくなってきた。河出書房新社の世界文学全集、今なら買い揃えられるかな。『ハワーズ・エンド』もまた読みたい。

夜、明日の会合をリスケしたいと連絡が入る。月1で会う、お菓子屋さんを営む人。季節の変わり目、どうぞご自愛くださいと思った。

 

8月31日(水)

7時に起きた。まだ眠気の残る頭で松葉杖を使って歩いたら、こけてしまい、完全に目が覚めた。今朝はもう少しまどろんでいたかったので残念。

先週の金曜日に「今月は営業終了~」と言っていたのに、仕事する。楽しいので。思いついたことはすぐに形にしてしまいたい。忘れたくない。朝からお昼まで大きめの仕事1件。午後は2件。集中しすぎるのを防ぐために、いつもポモドーロタイマーを使っている。今日はそれを忘れたので集中しすぎた。気づいたら18時だった。

経費処理。今月は買い物してないので楽。ついでに請求書発行。会計アプリのfreeeがコーヒーを淹れてくれた(やることが完了すると、おにいさん or おねえさんがコーヒーを淹れるアニメーションが出てくる)。エアでいただく。

昨日から骨折部分がじんわり痛む。やさしく抑えつけられているみたいで気持ち悪い。

 

9月1日(木)

8月分の仕事の報告書を作って送った。

湯本香樹美『夏の庭』『ポプラの秋』を読む。夏の終わり、秋の始まり。一緒に読むのがいいと思った。15年ぶりくらいの再読。

『夏の庭』は、山下がおじいさんに刺身を持っていったところが、猫の餌付けみたいだった。猫の餌付けとは、人間が猫を手なずけるようでいて、実は人間が猫にひれ伏す行為である。子どもたちも、おじいさんのペースにもっていかれる。河辺の貧乏ゆすりのように、私も足を細かく動かしながら読んだ。骨折したところが何故かチクチク痛み、じっとしていられなかったから。最後の、4日間の躍動とラストの対比が綺麗だった。

『ポプラの秋』は『夏の庭』よりも読みやすかった。主人公が神経質になっていくところ、母親への感情が変化していくところ、退院したおばあさんが家財道具をあちこち触ってまわるところの描写が好きだった。

夕食前に1時間、仕事の電話。去年の12月までと、今年の5月と、8月とで、相手から受ける印象が違うという話をした。話していて整理でき、気づいたことだった。外在化って大事だ。

夫が帰宅。ちらし寿司を食べた。新しいチャレンジについて相談。

 

9月2日(金)

井上達彦『ゼロからつくるビジネスモデル』を読み始める。体調が悪くて、スピードが遅い。でも、大学の授業の総まとめ的な本なので、ゆっくり読めればいいと思いなおした。今の仕事に引き寄せて考えたときに、「○○はこうしたい」「ここまで考えなくちゃいけないのか」etcが出てきた。そのうちのひとつがビックリマーク(!)のつくものだったので、電話で共有する。進んだ感じがある。

電話で近況を聞いているうちに、相手に、ブレネー・ブラウンが合うかもなーと思い、『ネガティブな感情の魔法』を再読し始める。

 

9月3日(土)

ギプスを外す日。8時半ごろタクシーに乗った。運転手さんがどえらい丁寧な方だった。「愚問ですが、道なりに止めてよいですか、それとも駐車場の中まで入りますか」と訊かれて、「全然愚問じゃないです」と思った。8時45分には病院に着いた。番号札は24番だった。もう15分早かったらよかったんだろうか。前回は36番で3時間だったので、今日は2時間かなあと、長期戦を覚悟する。同伴の夫はいつも通り、コロナ感染防止のため、待合室じゃなくて外のベンチで待っている。

『ネガティブな感情の魔法』を読み終わる。続けて『本当の勇気は「弱さ」を認めること』を読み始める。待ち合いの廊下で、松葉杖が邪魔にならないように、かつ本を読めるように工夫して持っていたら、看護師さんに褒められた。

電気カッターでギプスを取ってもらう。蒸しタオルで足を拭いてもらった。気持ちよかった。折れた箇所が痛いか不安だったけど、骨はくっついているようで、軽く触れられるぶんには痛くなかった。手でトントンと叩くと痛い。看護師さんが汗だくになっていた。

そのままレントゲンを撮って診察。回復は順調。先生の前で、裸足を床にぺたりとつけてみた。1カ月ぶりの着地。筋肉を使っていなかったぶん、つま先や足の裏が痛い。力を入れて立ってみても大丈夫だった。そのあと、ギプスを半分に割った形の、シャーレをつけてもらった。着脱が可能。毎日お風呂で、垂直に立つリハビリをするよう言われた。足をひねってはいけない。土踏まずや関節を使えないので、まだ歩けない。

1カ月でできるようになったこと。足を垂直に地面につけて立つこと。町がバリアだらけだと気づくようになったこと。普段、何気なく生きていた世界が、足を使えないだけで障害だらけに変わる。足についているものが少し軽くなって、松葉杖の使い方もうまくなって、病院のドアは自分で開け閉めできるようになったけれど、家の前の2段の階段がどうしても怖い。松葉杖の反動でこける。腰かけて登るとドアを開けられないので、夫の手が必要だ。シャーレが取れて、ぎこちなくても歩けるようになったら、自分で出かけて、タクシーに乗れるんだけど。

ちょうど2時間だった。お互いくたくたになって帰宅して、適当な昼食を済ませ、早々に昼寝した。4時に起きて、夫がまだ寝てるのを確認して、『本当の勇気は「弱さ」を認めること』の続きを読んだ。こういう本を読む時間は仕事としてのカウント。

夕食前、夫にワイヤーフレーム、html、Java Script、CSSの考え方をレクチャーしてもらった。プログラマーの担当範囲は、論理と構成要素。抽象的な考え方が必要。デザイナーは装飾部分。

 

9月4日(日)

UI/UXデザインを学ぶロードマップの動画をいくつか観た。本来はUIができるようになってUXという流れみたい。私はグラフィックやエンジニアリングのスキルはないけど、UXの考え方は自然とやれる。研修を作ることや記事を書くことは、受け手の体験を設計することそのものだと思っている。UXのスキルアップをしたいと思った時、どうもUIの勉強をしたほうがいいんじゃないかという考えに至った。 明日Figmaを触ってみて、楽しかったら続けよう。

昼食後、夫が私の部屋に来た。ベッドに座って膝を貸したら、そこに頭を載せて寝始めた。お、これはナイスタイミング!と思い、ipadでネトフリの「リラックマと遊園地」を観ることにした。彼の目線の先にipadを置く。「君は寝てていいから」と言ったけど、まつげがパチパチ動いていたので、起きてるとわかった。彼もリラックマ好きなのだ。1話の、リラックマがジェットコースターの安全器具にひっかかって乗れないシーンで、肩を震わせて笑っていた。その振動ごとおもしろかったので、巻き戻してもう一度観た。

noteで坂口恭平「中学生のためのテストの段取り講座」を読む。計画って大事よね……となり、10日分の計画表を作った。英語、読書、文章の練習、仕事。「この日はこれだけやればいい」の積み重ねが進捗になるって楽しい。

英単語、英文解釈、井上達彦『ゼロからつくるビジネスモデル』の読書をした。

読書の日記 8/22-28

8月22日(月)

仕事。大谷佳子「対人援助の現場で使えるシリーズ」、『聴く・伝える・共感する技術便利帖』『質問する技術便利帖』『承認する・勇気づける技術便利帖』を一気読み。私がやっていたことを専門家が体系的にまとめてくれていて、嬉しかった。この本の助けを借りれば、私がやりたいことを人にも伝えられそうだ。読んでいるうちに新しいアイデアも出てきた。アイデアを出す、よりも、出てくる、が本当に適切な表現。インプットモードの自分とアウトプットモードの自分がいて、インプットモードが仕事をしているときに、アウトプットモードも見えないところで仕事をしている、インプットモードが仕事を終えたときに、アウトプットモードが残していったアウトプットに驚く、みたいな感じ。アウトプットモードの字は汚くて、パズルみたいに読み解かなきゃいけない。

先週登録した、日記屋月日からのメールマガジンが届く。知らない人たちの1週間ぶんの日記の抜粋。このブログで、1週間を要約する日記は書いたことがあるけど、各日のものは今月初めて書いた。案外書くことがあるものだ。読書を中心におくのは楽しい。また、日常の細部に注意する意識も高まる。書斎の机で本を読み、PCモニターには日記の下書き用のNotionが開いてある、という日常。

集中を切らしながらも17時まで仕事して、いったん台所へ。お米の浸水。18時のIVEの新曲発表を待ちながら、英単語のボキャビル。私が足に巻いてるギプスの綴りはgipsで、ドイツ語。英語はcast。My broken ankle is in a cast.

ごはんを炊いて酢飯に。きゅうり、甘い卵焼き、かにかま、レタス、とびっこ、マヨネーズを用意してレタス巻きに。私は九州出身で、この呼び方になじみがあるのだけど、本州では聞いたことがない。いわゆるサラダ巻きである。洗ったレタスを皿に載せ、カウンターに置いていたら、寿司に巻き込むのを忘れた。これではレタス巻きならぬ、巻き。どうりで巻きやすかったわけだ。

『シャーロックホームズの帰還』、「三人の学生」を読み終えた。

 

8月23日(火)

今日も今日とて座って寝落ち。午前3時に目が覚めてトイレへ。普段はおばけが怖いんだけど、骨折していると現実的になれる。痛い、眠い、危ない、以上。音を極力立てないように移動するのは、悪いことをしているみたいで楽しい。松葉杖にも抜き足差し足はある。

豚ひき肉の賞味期限が切れた。台所に行くたびに、「今日は必ず麻婆茄子作るぞ」と誓う。

午前中は英単語。今まで単語カードを作って覚えていたのをやめて、市販の単語帳に戻った。市販の単語帳から抜き出したもので単語カードを作っていたので、頭に入ってなくはない。仕上げをしよう、1冊を完璧にしようという意図。暗記用の赤シートと緑ペンが久しぶりで、使い方に迷う。高校時代の単語帳を引っ張り出してきて確認。主に英語のほうを暗記ペンで処理してあった。今の私の好みは逆で、日本語のほうを暗記ペンで塗った。今月中に1周したいな。

午後は都築響一『圏外編集者』。「マスメディアのつくる多数」ではなく、「リアルな多数」を重視して仕事している人。もう時代が許さない動き方(予算的にもコンプラ的にも)もちょいちょいあったので、そこは差し引いて読んだ。国内外、現地に行って取材するスタイルに、「いいなあ……歩けて」と、今の自分に引き寄せすぎた感想をもって読了。

豚ひき肉をフライパンで焼いたら、脂身が多くてうげっとなる。すくい取る。甜面醤がなかったので、味噌で代用。少し濃い味になったけど、丼にすればちょうどよい。タッパーに入れて明日の昼食用に。夕飯はアジの干物にした。

『シャーロックホームズの帰還』の続きを読んだ。夜は眠くなるから読書が進まない。

 

8月24日(水)

朝からスタートレックの艦長役、パトリック・スチュワートのtwitterを読む。先日ウフーラ役の方が亡くなったことに触れていた。スタートレックの演者の訃報って、悲しいんだけど、なんか「いってらっしゃい」感もあるというか、並行宇宙で生きてるんじゃないかって思う。訃報を知らせる記事のサムネイルに、おなじみのハンドサイン、”live long and prosper”で写っているのもあるのかも。

2ポモドーロ = 50分で英単語。今日は200個くらい。コンピューターのアプリケーションがなぜapplication = 「申し込み」「適用」なのかを調べ始めて脱線。wikipediaによると、「アプリケーションソフトウェア」に対比するものは「システムソフトウェア」らしい。「応用プログラム」の意味らしい。OSとシステムとアプリのどこに境界を引くかは、諸説あるらしい。

サービス開発の仕事。紙に書き散らかしていた1か月分のアイデアをまとめて、データ化した。

仕事や読書の節目にNotionで日記をつけるの、私に合っている。日報みたい。「日報を書くぞ」と思って生きてると目的意識も明確になるし、集中できる。都度の振り返りを細かくやれる。日記を侮っていたな。

麻婆茄子丼ランチ。夫も同じ丼弁当。昨日の危惧通り脂身が多すぎて、ちょっと残した。

午前中に作業したのとは別のファイルが壊れていると判明。バージョン管理とslackのログで作り直し。たぶん修正を反映できたはず。冷や冷やした。

karpusのニュースレターを読みながら、昨日夫が買ってきてくれたセブンのプリンを食べる。取引先から連絡があって、電話会議を2時間。よろこびに溢れた午前と、データが壊れた午後の落差について話す。普段の私はリサーチャーのようなものなので、ひとりで作業していても問題ないが、今日みたいな日は人の声というか気配を感じたくなる。リアルオフィスのある職場で、何気ない話を交わすようなこと。「あ゛ーーーー!」「あっ……」みたいな、何とも言えない表現に笑ったり笑われたりするような。相手の近況も聞いて、お互いのエネルギーを交換した。

夫が帰ってきて、壊れたデータの一部を修復してくれた。サーバーのハードウェアがぼろぼろ、寿命だったとのこと。マスターデータを保存していた場所なので、日中にローカルへ避難させておいて正解だった。

今日はtwiterの通知も多く、にぎやかな日だった。いつもの、静かでひとり、とは違う頭の使い方をして疲れたのか、PMSもあったのか。Thomas C. Foster “How to Read Literature Like a Professor Revised: A Lively and Entertaining Guide to Reading Between the Lines” をベッドに座って読んでいると、自転車のギアをカチカチっと変える時さながら、徐々に体勢が崩れていった。序章が私にぴったりなことを言ってるわと、意識を手放しながら思った。

 

8月25日(木)

開発中のサービストライアルが明日終わる。そのクロージング準備をした。作ったファイルを、ローカルとUSBでバックアップ。トライアルが終わったら、Google Cloudに入れる予定。

夫が午前休をとって、私の代わりに区役所に行ってくれた。雨なのに。ありがたい。福祉系の手続き。代行って身分確認とかされてややこしいのかしら、と思っていたが杞憂だった。速攻で終わったと連絡があった。さすが夫だ。きちんと整えられた髪、綺麗に磨かれたメガネ、そこから見える知的なまなざし、アイロンのかかったシャツ、キリッとした話し方、カバンにつけたリラックマのキーホルダー。それらが信頼に値したに違いない。そのままお弁当屋に行って、朝兼昼ごはんを調達してきてくれた。私はからあげ。彼はのり弁。

11時から、Thomas C. Foster “How to Read Literature Like a Professor”の続き。40ページくらい読んでクタクタになった。ヴァンパイアの吸血表現は、直接的な性的描写が許されなかった時代のものとのこと。また、吸血しなくても、他人を搾取する人間の描写はヴァンパイア的らしい。おもしろかった。

夕方、1時間電話会議。励ましたり感謝したりした。言葉で伝えるのは大切だ。相手からもらったデータを引き継いで、私のぶんの仕事を追記。返送。

ネットで買い物するなら、夫の在宅時間に合わせないといけない。私は受け取れない。直近で必要なものが、ヨドバシで日曜夜着になっていたので、急いで注文。これに間に合わなかったら、もう1週間待たなければならなかった。セーフ。

英単語帳を開いて、やっぱり閉じて、寝た。

 

8月26日(金)

朝、昨日の電話で話題になった、BTS「Permission to Dance」のMVと歌詞を見て過ごす。

We don’t need to worry
’Cause when we fall we know how to land
僕たちは心配なんていらない
落ちてもどう着陸すればいいか知っているから

There’s always something that’s standing in the way
But if you don’t let it faze ya
You’ll know just how to break
いつも邪魔するなにかがある
だけど怖がらなければ
どう乗り越えればいいのか 君はわかるようになるさ

会議を11時から2時間、14時から4時間。聴いたり、話したり。頭がフル回転で集中していて、いつもあっという間に時間が過ぎる。先月までは毎週だったけど、今月からは隔週開催に。話の整理と具体例の出し方がうまいと褒められて喜ぶ。いいアイデアやファインプレーをすると「偉業」と言われるのだが、我ながら今日も偉業連発だった。ウヨンウのドラマでいうところの「風が吹く瞬間」が私にもある。日によってはゾーンに入ってしまい、T.M.Revolution「Hot Limit」よろしく風が吹き続ける。今月は営業終了でよいでしょう。

お昼ごはんに、豆腐と鰹節、青ネギ、しょうゆの丼。←「どんぶり」って「丼」って書くのね。

夕ごはん。力を出し切った反動で、何を食べていいかわからなかった。「何を食べていいかわからない」と検索して、「うどん」と出てきたので、うどんにした。うどんをどうするか困ったのでcookpadを見たところ、冷やしきつねうどんが目にとまる。有料会員なので、安心の「人気順」である。つくれぽの「うまい」を信じて作ってみたら、何かを間違えたのか、おあげの味が濃くなってしまった。「次は薄味にしよ~」と思ったときに、「何を食べていいかわからない」が「次はおいしいきつねうどんを食べたい」に変化していると気づいた。

 

8月27日(土)

薬をもらいに、夫が私の代わりに病院へ。薬局が混んでいるとのLINE。土曜日だ。

Thomas C. Foster “How to Read Literature Like a Professor”を読了。英文学教授が教える、文学の読み方の本。予想よりも話についていけたので、昔受けた文学の授業は、まだ自分の中に残ってるんだなと思った。AがBを暗示する、CはDの意味、Eに隠れているのはF、みたいな話。比喩は好きだけど、深淵なもの、高尚なものは苦手だ。わかりやすいものも苦手だけど。

ポテチを食べながら、スタートレックの映画「未知の世界」を観た。スタートレックは、未来の宇宙の話で、科学技術も発展しているのに、いざという時の解決に魔法みたいなものが出てこない。民族間の抗争も、話し合いにこだわる。その姿勢をおさらいしたくて観た。よかった。

疲れたのでとことんだらだらしたい、という時のお供はコナンだ。haydayという牧場ゲームでひたすら作物を出荷しながら、もう何回観たかわからないコナンを流す。初期のコナンは、教師が児童に棒で軽い体罰を与えるし、小五郎のおっちゃんや依頼人がセクハラ的な言動をする。細かく分析したわけではないが、最近のエピソードにそういうのが減ってきている気がする。昔はポケベルだったのが、携帯電話になり、スマホになり、タブレットも出てきた、という技術的な変遷と同じく、価値観も時代に合わせてきているんじゃないだろうか。

夕ごはんは焼き鳥丼。ごはんの上に、塩もみキャベツ、缶詰の焼き鳥、マヨネーズ、唐辛子少々を乗せたもの。作るのが楽、おいしい、片付けも楽。満点。

入浴がうまくなってきた。松葉杖で風呂場に行き、足に防水用ギプスカバーをつけ、松葉杖で段差を乗り越え、座ってシャワーを浴びる。出るときに、できるだけ体をタオルで拭いていても、湿気で足元が滑りやすい。松葉杖も使いにくい。踏み出す角度が難しい。一日の体の疲れをとる行為のはずなのに、緊張するので余計に疲れる。冬なら、入浴しない日があっても平気なんだけど。

英単語をやって就寝。

 

8月28日(日)

『シャーロックホームズの帰還』を読み終えた。アゴタ・クリストフの『ふたりの証拠』も読み終えた。明日で三部作完走の予定。

夕食前後に少し仕事。明日送るメッセージを今日のうちにまとめておいた。