2/15-21 振り返りとお気に入り

■今週の振り返り

読んだもの:
なし。強いて言えば辞書。

生活:
水曜日、企画書の提案の日。送った資料をもとに話し合って、修正を加えて、一段落した。プロジェクトが頭にあるときは、それが生活の中心になる。平気で食事をすっぽかして机についていたり、いつの間にか夜になっていたりする。それが仕事のプロジェクトだろうと、家のだろうと同じ。よくないなあ、気をつけよう、体を大切にしようと思ってはいても、今回も、生活の優先順位が変わってしまった。極端になるのは道のりの初期とか、要所だけなので、これがずっと続くわけではないけども、反省。
楽しかった。何か言いたいだろうに、黙って見守ってくれた夫に多めの揚げ物を捧げた。木曜日以降は大いに休んだ。3月に参加するイベントの準備もした。

 

■今週のお気に入り

番組: BBC ソーイング・ビー シーズン1
アマチュアの裁縫家が腕を競うイギリスの人気番組。Amazonプライム経由。気持ちに余裕ができたら観るぞーととっておいたもの。ソーイングルームに集められた挑戦者たち。限られた時間内に、課題の服をつくり上げる。お題は毎週3種類。パターン通りにつくるもの、リメイクするもの、モデルの体型に合わせたもの。審査員が点をつけ、下位の人から脱落していき、最終的に優勝者が決まる。シーズン1で好きなのは、なんといってもアンおばあさん。熟練の技が別格。若い人が周りと自分を比べて焦るシーンでも、彼女は落ち着いていて、いつも通りに縫う。素敵な番組だった。

 

単語:bee
ジーニアス英和大辞典によると、「(共同作業・遊びなどの)集まり、寄合い」とある。 “a sewing bee” は「縫物を作る会」。ソーイング・ビーとは別の文脈で “spelling bee” 「つづり字の競技会」も見つけた。 “bee” に「働き者」の意味があり、働き者の集まりにも応用された使い方のよう。 “husking bee” 「トウモロコシの皮むきの寄り合い」の説明に、「隣家の人々や友人たちが手伝いに集まり、終わるとダンスなどをして楽しむ」とあり、みんなでたのしくワイワイ進める様子を思い浮かべた。

 

働き者だった1週間、おしまい。

2/8-14 振り返りとお気に入り

■今週の振り返り

読んだもの:
自分のバレットジャーナル
この2か月に書き溜めたアイデアを読み返した。

生活:
久しぶりに企画書をつくっている。頭の中で出来上がっているものを、あとは表現するだけ。楽しい。時間があっという間に過ぎる。おかげで全然フィクションを読めていないのだが、企画書は実業の物語づくりだと思うので、物語にはずっと触れている感覚。早く英語に戻りたいけど。
以前なら言葉を厳密に定義して、細々と説明していたようなところを、今回はばっさり切った。言葉で説明しきらずに、仕組みに入れ込んで示すとか、相手が自分で気づけるように工夫した。夫に話したら、「君にしてはがんばった。やさしくなったね」と言われた。自分でもそう思った。

 

■今週のお気に入り

ニュース:オンラインゲームでの新人誘拐事件報道
https://www.gamespark.jp/article/2021/02/11/106000.html

宇宙とかSFが好きな夫は、よく宇宙を舞台にしたオンラインゲームで遊んでいる。戦闘モードよりは、好きな星の近くに遊びに出かけたり、指令を受けて採掘に行ったり、荷物を運ぶおつかいをしたりする、まったりプレイを好む。人によっていろんな楽しみ方があるゲーム。

そこで新人ユーザー誘拐事件が起きていると教えてくれた。この「誘拐」は、ゲームの製作側が起こしたイベントではない。悪いユーザーが、最近登録した「新人さん」を遠くに連れ去って、延々と採掘させるんだそう。新人さんはレベルが低いので、自力で帰れない。

空母の機能を悪用して初心者を騙し、800光年も離れた星系に連れ去って強制労働を課す悪徳コマンダーのグループが今年になって現れたと、海外メディアPolygonが伝えました。

昨年11月頃から、拡張DLC「Horizon」無料化やEpic Gamesストアでの無料配信などが行われたため、新しくプレイを始めるコマンダーが増え始めていました。悪徳コマンダーらにとってはまさに絶好のタイミング。彼らの手口は、「うまい話があるから」などと言葉巧みに新人コマンダーをゲーム内チャットで誘い、自身の空母にドッキングさせるというもの。

右も左もわからない新人さんは哀れドッキングしたが最後、そのまま800光年ほど離れた別星系に連れていかれ、そこでVoid Opalsという市場で高値で取引される希少鉱石の採掘へ延々駆り出される羽目に。

そして現れる「救助隊」。これも、制作側がプログラムしたものじゃない。誘拐も救助隊もおもしろすぎる。なにこれ。

そんな彼らを助けるべく救助隊「Fuel Rats」が立ち上がりました。彼らは『Elite Dangerous』において、燃料切れなどにより銀河で立ち往生するコマンダーに対して救助活動を行っているグループです。銀河で3か月間遭難していたコマンダーの救出など、数々の実績を持ち、21年1月には「合計100,000人救助成功」という記録を打ち立てました。

Fuel Ratsの尽力によって救出された新人さんは既に12名、グループの見立てでは少なくともさらに15名は現地に取り残されている可能性があるとのこと。もちろんそのうちの何名かは、状況を楽しんであえて留まっているのかもしれませんが……。

ゲーム内のニュースで注意喚起が出ているそう。夫に「この製作側って、事件が起こって困ってるのかな、怒ってるのかな。もしかして笑ってるかな」と聞いたところ、「笑ってるやろな(笑)」との回答。

 

頭が下がる

 

散歩のルートはいくつかある。丘の上の広い公園を歩き回るのを基本にして、コンビニやドラッグストア、スーパーで用事を済ませる。今日は鬼ごっこをしている子どもたちの中を歩くのがためらわれたので、公園での滞在を最小限にして、遠くの土手に向かった。道すがら、信号のない横断歩道で、渡るタイミングを見計らっていたときのこと。郵便局の車がすーっと止まってくれた。うれしくて、会釈して渡った。

土手は気持ちがいい。土手に行って帰るだけでも目標歩数が達成できるのもいい。普段は音楽をかけながら何かの作業をすることは少ないけど、散歩のときは聴ける。思索モードのときの頭は、詩的な日本語が欲しくて、GRAPEVINE、直太朗、椿屋四重奏あたりをリピート。大体何かの単語がひっかかって、何かを思い出して、景色を見てるようで見てない感じで歩く。あるものをどう伝えるか、を考えているときは、流行りの曲と、坂道グループの曲を聴く。どんな具合の言葉と展開が、たくさんの人の耳に入って、生活になじんでいるのかを想像する。難しい言葉を使わないのだなあとか、ストーリーの構成はよくあるやつだけど、新しい時代に新しい人たちが作り直してるのがいいんだろうなあとかぼんやり思う。日本語を聞きたくないときはThe Rasmus。

土手から見える公園で、小学生とおぼしき子どもたちの、野球の練習が始まるのを見た。コーチとおぼしき大人と一列に並び、帽子をはずして、グラウンドへ一礼していた。しばし立ち止まって眺めていた。再び歩き始めたとき、土手の道の先からママチャリがやってくるのに気づいた。女性が、平坦な道を重そうに漕いでいた。不思議に思っていたら、後ろに野球少年を乗せていた。4年生くらいか。たくましい体つき。遅刻しているからか、女性に礼もなく、すぐにグラウンドへ駆けて行く。女性は自転車に乗らず、押して進み始めた。グラウンドから離れたところで自転車を止め、グラウンドの様子を見ていた。その様子に惹かれたけど、私が見つめ続けるのは怪しい。追い抜く。

スーパーでワカサギのフリッターを買う。夫が食べたがってたやつ。今週はぼちぼち健康だけど、体調を崩したときのために、チルド食品もいくつか買った。

帰り道、信号も横断歩道もない場所で、渡るタイミングを見計らう。薬品会社の車が止まってくれた。うれしくて、会釈して渡った。

 

 

2/1-7 振り返りとお気に入り

 

■今週の振り返り

読んだもの:
佐藤雅彦・菅俊一・高橋秀明『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』

生活:
オンラインミーティング、病院の定期健診めぐり、新しいコンピューターの受け入れ準備、データ移行、散歩、休憩で構成された1週間。

 

■今週のお気に入り

行動:新しいコンピューター導入に際した夫の言動
ずっとノートパソコンユーザーの私が、「基本在宅だし、デスクトップでもいいかも?肩こりが減りそう」と思ったこと。在宅勤務をしていた夫が、「ディスプレイを買い替えたい。今使っているものをどうしよう」と思ったこと。ふたつが重なって、私の書斎に新しいデスクトップパソコンと、おさがりの4Kディスプレイが来ることになった。

夫はエンジニアで、いいパソコンを使っている。仕事柄、会社支給のパソコンはもともとハイスペック。数年前に「負けてはいけない」と宣言して、家のコンピューター環境をえらくよくした。いいものなので、よく自慢する。頻繁に買い替えることなく、長く大切にするぶん、同じ内容の自慢が数年単位で続く。

「これはね、こういうスペックでね、すごくいいんだよ。ほーら速い」
「こういうスペックのパソコンじゃないと動かないゲームなんだよね」
「見て、この色。このディスプレイだからなんだよ。いいよね~」

 

私にはコンピューターのスペックの違いがよくわからない。何歩か譲って、私が好きなもので置き換えて考えてみてもわからない。だけど話している表情が楽しそうなので、訓練のすえ手に入れた技術で穏やかに対処する。

 

そんな夫が大好きな「いい機械を吟味して買う」に、「大好きな人のために」をくっつけたのが今回。もうお祭りである。

 

私の好みや使い方を訊ね、「自分が使っているものほどいいものは必要ない」「要求を満たせば、あとは自分の好きに選んでいい」と判断。必要なレイヤーの中から、品質・値段・メンテしやすさなどを考慮した、ベストな選択を探していく。オンラインショップの、媚びのないページで、各パーツのスペック表から好みのものを組み合わせて選び、最終価格がどうなるか調べる。2週間くらいやっていたと思う。永遠に楽しそう。彼が選んでるのは私のパソコン。

 

ベストな構成に辿り着き、注文。彼の数年前に買ったコンピューターのほうが、基本スペックが上なのだが、あるパーツだけ、年が経った分開発が進み、彼のよりもいいらしい。ということで始まった「いいないいな」(①)。

「いーなー。ぼくのよりもいいのなんて、いいなー」

 

注文してから組み立ててくれるということで、待つ。ライン生産方式ではなく、セル生産方式(1~少数名で完成させるやり方)なのもまた、彼の心をくすぐる。出荷された場合は、当日夜に連絡が来るらしい。ということで始まった、帰宅後の「まだかな」(②)。

「コンピューター、製造中だよ。まだかなまだかなー」

 

上記①+②により、

「いーなー。ぼくのよりもいいのなんて、いいなー。いま製造中だからね。まだかなー」

が続く3週間。

 

いよいよ出荷された日。

「接近警報!!」

 

到着予定日の朝。

「いーなー。ぼくのよりもいいのなんて、いいなー。いま接近中だからね。まだかなー」

 

到着。満面の笑みで受け取り。開梱前に記念撮影。彼が持ってるのは私のパソコン。

 

セットアップ。

「いーなー。ぼくのよりもいいのなんて、いいなー。お、やっぱり速いなー。いいなー」

 

設置。
私の部屋は、机、サイドテーブル、ベッドが並んでいる。サイドテーブルの下にデスクトップパソコンを置いた。

(私のベッドにうつぶせになって横たわり、パソコンを眺めながら)
「いーなー。ぼくのよりもいいのなんて、いいなー。かっこいいなー」

 

1日後。

「おっ。新しいコンピューター、いいなー」

 

2日後。

「新しいコンピューターに向かって座っているのを見るのがうれしい」
「いーなー。ぼくのよりもいいのなんて、いいなー。かっこいいなー」

 

3日後(今日)。

私「今日はブログを書くよ。新しいパソコンでね」
夫「いーなー。ぼくのよりもいいのなんて、いいなー」

 

自分のを買うには、まだ数年様子を見るらしい。つまり、だ。

 

 

 

1/25-31 振り返りとお気に入り

 

■今週の振り返り

読んだもの:
佐藤卓 編著『ケの美』
渡邊淳司/ドミニク・チェン 監修・編著『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために-その思想、実践、技術』

生活:
あるプロジェクトのことを考えるようになって、読んだり考えたりノートに書きとめたりを繰り返している。アイデア、連想が生じると、嬉しくて興奮したりもするのだけど、その時点でまとめたり結論をつけたりしないようにする。少し冷めて、常温になるのを待つ。そうしているあいだにも別の熱いアイデアが出てきて、これも冷めるのを待ち、とやっていると、なんだかんだでONのままの頭。
馴染みの店が改装を終えた日に合わせて、夫が仰々しく年休を取った。平日の午前、仰々しくふたりで出かけて祝った。入り口で出迎えてくれるお偉いさんに会釈した。素早く買い物をした。この「仰々しさ」のユーモアは、夫との関係で大事なもののひとつだ。些細なことでもイベントになり、事件になり、思い出になる。
髪を切った。何度目の宣言かわからないけど、今度こそ伸ばす。

 

■今週のお気に入り

文章:Warren Benedettoさんのプロフィール
Chromeの拡張機能、Stayfocusdの開発者。インターネットの閲覧制限をかけてくれる機能なのだけど、設定を変更するときのポップアップメッセージがいちいちおもしろい。企業による開発物だと思っていたら、個人によるものだった。その個人のプロフィールの文章がまたおもしろかった。

I attended Cornell University, earning a Bachelor’s degree in Evolution And Human Behavior. I didn’t minor in anything, but if I had, it probably would have been something equally useless, like White House Fact Checking.

After graduation, I moved to Los Angeles to pursue a career in being famous. Upon my arrival, I was informed that there were already enough famous people, and my services would not be needed.

Never one to be deterred, I enrolled in USC and earned a Master’s degree in TV/Film Writing. “Now can I be famous?”​ I asked. “No, sorry,”​ Los Angeles said. “But you can be unemployed, if you’d like.”​

Equipped zero marketable skills and more than zero debt, I taught myself graphic design, HTML, CSS, JavaScript, UX, PHP, MySQL, Node JS and a bunch of other acronyms. Then I convinced some people that I know what all those letters mean.

Luckily for me, most companies looking for a product guy want someone who is unusually handsome, athletic, and charming. When they can’t find anybody like that, they hire me instead.

コーネル大学で進化と人間の行動について学びました。副専攻は取りませんでしたが、取るとすれば、ホワイトハウスのファクトチェックのような役に立たないものを選ぶと思います。

卒業後、有名になれるようなキャリアを求めてロサンゼルスに行きました。すでに有名な人が十分にいること、私が必要とされてないことを知ったのは、ロサンゼルスに着いてからでした。

誰に止められることもなく、私は南カリフォルニア大学に入学し、テレビ・映画のライティングで修士号を取りました。私は「これで有名になれますか?」と尋ねました。ロサンゼルスは言いました、「いいえ。でもあなたが望むなら、無職にはなれます」と。

市場価値の高いスキルはゼロ、負債はゼロ以上の私は、グラフィックデザイン、HTML、CSS、JavaScript、UX、PHP、MySQL、Node JS、その他多くの頭字語を独学しました。それから何人かの人たちに、私がこれらの文字の意味を知っていることを信じてもらいました。

私にとって幸運なことに、プロダクトに関わる男性を探している会社は、とてもハンサムで、活発で、魅力的な人を望んでいます。思うような人が見つからないとき、彼らは代わりに私を雇うのです。

https://www.linkedin.com/in/warrenbenedetto

 

動画:Humans, not Users: Why UX is a Problem | Johannes Ippen | TEDxYoungstown
今まで興味を持ってきたものって、もしやUXでは・・・?と気づいた今週。UXの動画をよく観た。お客さんを「ユーザ」じゃなくて「人間」として考えることについて。

 

 

Archive