5/10-16 振り返りとお気に入り

 

■今週の振り返り

読んだもの:
Jennifer Egan, Black Box
近藤聡乃『A子さんの恋人』
マール・コウサカ『すこやかな服』
穂村弘『はじめての短歌』

生活:
通院、散髪、オンライン会議が続いた。加えて、ゆるーーーく筋トレを始めたら、毎日疲れが残っていて眠い。日中、ぼけっと過ごしていると、電池が切れたように体が動かなくなり、そこでようやく昼食のスキップに気づくなど。激しい気温変化についていけないぜとこぼしていたら、早くも梅雨入りの知らせ。梅雨入りが早くなったとて、明けるのが前倒しにはならないらしい。今年の夏も厳しそうだと嘆く。

 

■今週のお気に入り

言葉: Caesarean operation
「帝王切開」の意味。ジュリアス・シーザーがこの方法で生まれたという伝説かららしい。医学用語にしれっとシーザーっていうのがツボ。こういうのは一度見たら絶対忘れないよな。

言葉: buy
一般的な「買う」の他にも、「時間を稼ぐ」「~に時間の余裕を与える」という意味もあるんだってさ。

食べもの: タコライス
今回は買い忘れたけど、ドリトスを砕いて乗せるのが好き。つい作りすぎる&食べ過ぎる。レモンソーダを作って合わせた。

ポッドキャスト: TBSラジオ『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』https://podcasts.apple.com/jp/podcast/tbs%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3-%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%81%A8%E5%A0%80%E4%BA%95%E7%BE%8E%E9%A6%99%E3%81%AE-over-the-sun/id1533649648
ラジオの途中でかかる曲とCMが苦手なのだけど、ポッドキャストだとずっとおしゃべりが続くので、気持ち悪くなることなく聴いていられる。耳からの情報収集は苦手で、避けてきたけど、人の気配を感じるために流しておくのはいいなあと思い始めた。

 

 

5/3-9 振り返りとお気に入り

■今週の振り返り

読んだもの:
Octavia E.Butler, Bloodchild
スペクテイター 43号 「わび・さび」
松村圭一郎『はみだしの人類学』
影山知明『ゆっくり、いそげ』
山口つばさ『ブルーピリオド』

SFのBloodchild、言っていることがわからなさすぎて放置し続けていた。
「地球人」という単語を発する謎の生命体が、人間のお腹を切り開いて、虫を取り出すんだもの。
To do リストを繰り返し先送りした結果、「これは完全に逃避!」と気づいて反省。
ネットで読み方ガイドを検索。
有名な作品なので、すぐにあらすじと、登場人物、設定の情報が手に入った。
これを頭に入れて再読したら、あら不思議、あっさり読めたし心も動いた。
逡巡したあとの、ぱっとひらける感じは嫌いじゃないけれど、次はもっと早く逃避に気づいてあんちょこルートに行きたい。

生活:
たぶん、絶対、Bloodchildを読み終えたおかげで視界がすっきり。
少しずつ、服や部屋や小物が夏仕様に移っていっていて、風が通る。

 

■今週のお気に入り

食べもの: ドーナツ
栄の「はらドーナッツ」が閉店してしまった。
閉店後に知ったショックと反動で、体が求めていたドーナツ。
隣町にドーナツ屋があると知り、夫と散歩がてら買いにいった。
思ったより遠かったので、ぶーぶー言いながら。
帰って、いっしょに映画を観ながら食べた。

食べもの: つばめサブレ
https://m-karintou.com/disp_item_group/tsubame_sable
岐阜のお菓子。スーパーに売っていたので買ってみた。
チョコレートを溶かして、塗ったり挟んだりしておやつにした。
バターじゃないのが安心。
全粒粉のつぶつぶ感が好き。

映画: パラサイト
自分では選ばなさそうな映画を観たいと言われ、3本選んだうちの1本。
階段と水の使い方。
罪を犯していてもいなくても同じところに至るループ。

4/26-5/2 振り返りとお気に入り

 

■今週の振り返り

読んだもの:
野矢茂樹『はじめて考えるときのように』(何回目の再読)
磯野真穂『ダイエット幻想』
グレイソン・ペリー『男らしさの終焉』
香山哲『ベルリンうわの空』

引き続きお仕事関連の本をもぐもぐ。説明的な文章を読み続けていると、たまに猛烈に体がフィクションとか、抽象的な文章を欲する・・・。

生活:
食欲が止まらないし、抑えなくてもいいや、栄養摂ろう、っていう週だったので、手元の日記に食べ物のことばかり書いてある。体調不良で昼寝してしまうこと、そのぶん夜目が冴える日が多かった。明かりを消した部屋で、窓を開けて、ぼけぼけっと風に吹かれて夜ふかしした。たまにはこんな週があってもいい。

 

■今週のお気に入り

食べ物: まる天
https://www.marutenn.co.jp/
お伊勢さんで食べて以来、ちょくちょく名古屋駅の支店で買って帰る食べ物。魚のすり身を揚げた、九州で言うさつま揚げみたいなもの。散髪に出かけた夫が、帰りに買ってきてくれた。おみやげがお菓子じゃなくてまる天、というのがなんとも色気がなくて、好きだと思った(たまにはゼリーとか、クッキーとかでもいいんだけどな)。

時間の使い方: 夫とスーパーに行くこと
週1くらいで一緒に行く。別に特別なことは何もないのだけど、毎週毎週、スーパーに出かけて、あーだこーだ言いながら品物を買って、袋に詰めて、分担して持って帰る一連の流れが好き。車じゃなくて、歩いて行くのが好き。「魚にしよう」とか漠然と話してて、店で半額のうなぎを見つけたときの意見一致の速さが好き。週の初めに、少し寝込んでいた彼なので、元気に動いているのが嬉しかった。

メルマガ: me and you のニュースレター
http://meandyou.co.jp/
She isというウェブメディアが3月末でクローズしてしまった。ご担当だった方たちが独立して、新しいことを始めるというので登録していた。その1通目が届いたのだけど、一気に読むのがもったいなくて、開けては閉じてを繰り返している。いつ読み終わるんだろう。

 

 

4/19-25 振り返りとお気に入り

■今週の振り返り

読んだもの:
エツィオ・マンズィーニ『日々の政治』
クロード・スティール『ステレオタイプの科学』
朝井リョウ『正欲』

社会心理学者、クロード・スティールさんの原書タイトルは Whistling Vivaldi 『口笛でヴィヴァルディの「四季」を吹く』。社会のステレオタイプを払拭する術の比喩として、口笛が出てくるのだけど、日本語のタイトルには反映されていない。こういうの、いつも残念に感じる。そんなタイトルじゃわかりにくくて売れない、のはわかるんだけど。

生活:
誕生日。夫が年休をとり、祝ってくれた。友人からメッセージをもらった。既に3週間、週次で進めているプロジェクトとは別に、もうひとつ始めた。こちらは隔週~月1くらいになりそう。好きな本の話で盛り上がることなんてあまりないのだけど、今週はそれがあって、しかもお互い持ってるのが英語の原書のほう、っていうミラクルが起きた。月1の、単語帳づくりもがんばった。

 

■今週のお気に入り

服: オーバーオール
古着で、サイズと色が好きなやつを見つけた。やっぱりサイズはXSがいい。Sはでかい。ちょうどいいものを見つけるのって本当に難しい。

食べ物: メロン
アレルギーがあるのは承知で、1回はまるまる食べたかった(20年来くらいの)夢。1個は多そうだったし高かったので、食べごろのハーフを買ってもらった。ろうそくをつけて、ケーキの代わりに。抱えながら、夫とふたりで楽しく食べた。食べたあとに薬は飲んだけど、それでもかゆみは強めに来た。でもいいんだ。しあわせだった。

花: 赤いバラ5本セット
近所の花屋が店を閉めてしまって以来、しばらく買ってなかったお花。町に出たついで、誕生日にかこつけて買ってもらった。水をぐんぐん吸い込んで、元気に花びらを広げている。朝起きて、リビングのテーブルにバラがある生活の尊きことよ。

4/12-18 振り返りとお気に入り

 

■今週の振り返り

読んだもの:
Ray Bradbury, The Veldt
平尾剛『脱・筋トレ思考』
長田杏奈『美容は自尊心の筋トレ』

木曜日にインタビュー、週末休んで週明けに逐語録を作る、みたいなリズム。合間に関連本を読んでいる。

生活:
火曜日に電子レンジが壊れた。朝のスープ、昼・夜のごはんなど、レンチンに頼っている生活だったので困った。水曜日の夜、夫と待ち合わせてヨドバシへ。日曜日に届けてもらった。毎年恒例の、ちょっと不安定になりやすい時期だったので、ここぞとばかりにとっておいた買い物系、Netflixのドラマ、農場経営のスマホゲームなどに勤しんで、ぼやぼや生きた。
 

■今週のお気に入り

料理: レタス巻き
海苔に酢飯、レタス、かにかま、卵焼き、きゅうり、マヨネーズを乗せて巻く。九州で育ったので、「サラダ巻き」じゃなくて「レタス巻き」と呼ぶ。子どものころは、しょっちゅう食卓に上がるせいで好きじゃなかったのだけど、大人になって、岐阜の寿司酢で作ったらめちゃくちゃおいしくて好きになった。いつも、私より夫がよろこぶ。こんなんでそんなに褒めてもらえていいんですか、っていうくらい褒めてくれるので、元気がないときにいい。

考え方: ミーティング
「現在地」を確認する場所と思うようにしたら、なんか気が楽になった。「今、どんなところにいますか」と問い、お話を聴く時間。

ゲーム: スターデューバレー
農場ゲーム。ゲームボーイの「牧場物語」に強い影響を受けているらしい。動物を育てるより、町の人と話すより、作物を育てるのと、鉱山の探検が私の目下の注力点。鉱山にはモンスターがいるので、ほのぼのとした日とそうでない日のギャップが激しい。主人公に夫の名前をつけて遊んでいたら、「ぼくに強制労働させるなんて!」と言われて笑う。ペットは当然ネコ派。

調べたら、作者のEric “ConcernedApe” Baroneさん、同い年だった。親近感。