■今週の振り返り
読んだもの:
シャーウッド・ジェファーソン『ワインズバーグ、オハイオ』
安倍夜郎『深夜食堂 23』
日常が戻りつつある。机の上をきれいにすると、勉強がはかどる。
生活:
知人の結婚祝いに「手芸で何かつくろうかな」とたずねたら、「自分でつくってみたい」と言われた昨秋。会ったときに少しお稽古できたらいいねと話していたけど、時節柄叶わず。今週「初心者でもつくれるキットにしたらいいのでは?」と思い至り、てきぱき準備をして郵送。
かかりつけの病院の主治医が、3月に派遣任期を終え、メインの勤務地に戻る。都合が悪くなって、3月の予約を4月に変更しに行って知った。よくしてくださったのに、お礼を言えなかった。今の主治医にたどり着くまでが結構長かったので、新任の方と合うのか怖い。それで落ち込んでいたら、看護師さんが「新任の先生と合わなかったら、今までの先生を追いかけていけばいいよ」と教えてくれた。こういう「追っかけ」の発想はなかったので新鮮。かかりつけは近所だけど、小さいので手術はできない。今の先生のホームは少し遠いところにあるけど、大きいので手術できる。いずれ手術するときの病院を今から決められたのだと思うことにした。
芽キャベツ、春キャベツ、新玉ねぎ、スナップエンドウ、ホタルイカが出回りだしたので、よく買うようになった。
■今週のお気に入り
ウェブサイト: 福井県立図書館 覚え違いタイトル
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/tosyo/category/shiraberu/368.html
夫が教えてくれたもの。本のタイトルをうろ覚えでも、なんとなくの内容しか覚えてなくても、レファレンスカウンターの人は一緒に探してくれる。レファレンスの認知度を上げるために始めた事例集だそう。
【ホームページでの公開のきっかけ・理由等について】
貴重な事例を職員だけで独占していてはもったいないと思い,ホームページにアップすることにしました。公開の目的は,2つあります。目的の1つ目は,直截的なものです。カウンターで職員にたずねてくださるお客様はほんの一握りで,多くのお客様は,OPACでの検索で「ない。みつからない」としょんぼりしておられるはず。そのような方に,ヒントとして活用していただきたいと思ったからです。
目的の2つ目は,レファレンスサービスの認知度を高めることです。図書館のレファレンスサービスというのは,実はかなりの力があるのに,ほとんど知られていません。福井県立図書館のホームページでは,レファレンス事例集やパスファインダーをアップして,レファレンスサービスの広報に努めてはいますが,そもそも,「図書館のページ」の訪問者にレファレンスのページを開いていただかないと情報にアクセスしてもらえないという大きな欠点を克服できないことには,話になりません。
Webコンテンツを見ていただくためにはそこにエンタテインメント性,すなわち「面白さ」が必要だと思います。覚え違いタイトル集は,福井県立図書館のエンタテインメントコンテンツであり,図書館を知っていただく,訪れていただくためのしかけです。ここに「面白そうだから」と訪れていただいて,ついでにいろんなページをご覧いただき,図書館について知ってもらえれば,そして,レファレンスのメールなどを送っていただければ,ふらりと行ってみようかなという気持ちになっていただければ,最高です。
私が好きなもの (?が利用者の「覚え違い」、!がレファレンス提案の「こうかも」)
? 松潤が映画やってた「ナタラージュン」
! 『ナラタージュ』島本理生∥著 角川書店 2005年刊? 『摂氏451度』
! 『華氏451度』レイ・ブラッドベリ∥著 早川書房 2008年刊? 『先生が好きな等式』
! 『博士の愛した数式』小川洋子∥著 新潮社 2003年刊? 伊坂幸太郎の『あと全部ホリデイ』
! 『残り全部バケーション』伊坂幸太郎∥著 集英社 2012年刊? 『蚊にピアス』
! 『蛇にピアス』金原ひとみ/著 集英社 2004年刊? 田崎が野菜持ってないって話
! 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹/著 文藝春秋 2013年刊? みみず書房
! みすず書房は、人文・社会科学系学術書を多く刊行する1946年創業の出版社です