1/4-10 振り返りとお気に入り

Date
1月, 11, 2021

 

■今週の振り返り

読んだもの:
Margaret Atwood, Lusus Naturae 

「単語は簡単なのに、何を言っているのかわからん・・・」というときは、決まって熟語だった。辞書で調べてすぐに答えが得られる文章って毎回じゃないので、いいペースで楽しく読めた。

生活:
毎日の英単語とLusus Naturaeを読んだ以外は、わりとぼけーっとしていた。ホルモンや気圧の変化が激しくて頭痛やめまいがつらかった。動けないと落ち込む。動く、というのは思いのほか私の強い欲望らしい。
でも、会社で働いてた頃、「元気なときは猛烈に働くから、1ヶ月のうち、調子が悪い1週間をしっかり休みたい」と思ってたのを思い出し、その通りにやれる環境なんだからそうやろうと思い至った。土日関係なく、元気な時は勉強して、調子が悪い時期は気にせずスイッチを切り、呆然とする、呆然としている状態に集中する、のもいい。
Book Depositoryで1年ぶりに洋書を注文。届くのが楽しみ。

 

■今週のお気に入り

食べ物:おでん
濃い目の煮干し出汁に昆布、かつおを入れてつくる。出汁や醤油に地域差があることを知らなくて、どんなレシピでつくっても九州で食べていた味ができるもんだと思っていたころから、ずいぶん成長した。「これがうちの味!」に辿りついた。どんな具を入れるかはたいして重要ではない。おでんは出汁がすべて。
それにしても、おでんって油抜きとか、灰汁取りとか、下茹でとか、味をなじませる時間とか、見た目以上に手間がかかるのに、夫がそんなこと気にせずにウッキウキで平らげる姿は、嬉しい反面切なくもある。

カタログ:W.W.Norton 社の2020-2021年用カタログ
https://cdn.wwnorton.com/marketing/college/catalogs/R-214D_LiteratureCatalog2020.pdf

注文したい本があって、たまたま見つけたもの。W.W.Norton社は、文学系の教科書の出版社。カタログの最後のページが好き。英語や文学専攻の人間は社会で役に立たない、人文系を学んでも意味ない、という論調はよくあるけども、こういう風に言ってくれる人たちがいるのはいい(今使っているNortonの本にも、Googleやtwitter社のエグゼクティブだったSantosh Jayram氏が2012年、雑誌のインタビューでこう答えていると紹介されている: “English majors are exactly the people I’m looking for.”)

カタログ最終ページのメッセージ:
What can you do with an English major?
Better to ask. “What can’t you do with an English major?”
The skills you learn in your English courses help prepare you for the jobs listed here and countless more!

コアスキルを挙げて、関連する職業の例を挙げている:
Recognize and create engaging narratives
Bulid effective arguments
Understand other points of view
Communicate clearly and persuasively
Research thoroughly
Analyze and critique text

 

言葉:glean
「落ち穂などを拾い集める」「本・話などから、情報などをコツコツ収集する」の意味。「コツコツ」が今の私の勉強そのもので、どこかでまた出会うことがあったら、ここぞとばかりに読み当てたいと思った。

言葉:apparition
ghostの意味と同じだが、特に「突然出現する亡霊」とのこと。「突然」という差分のために別単語があるってさ・・・。

言葉:タラモサラダ
夫とつくっていたら、「タラモのモってなんだ?」「タラコとじゃがいもか?」という話になった。Alexaに聞いたらギリシャ語だと言った。ふたりで「んなわけないじゃん」って笑ったんだけども、wikipedia先生も同じことを言っていた。Alexa、信じなくてごめん。

タラモサラタ(ギリシャ語:ταραμοσαλάτα / taramosalata、トルコ語ではタラマ:Tarama)は、ギリシャおよびトルコの料理。タラモサラダとも呼ばれる。
タラマ(魚卵の意)とニンニクをパンまたはジャガイモに練り合わせたメゼ(軽食、前菜)である。地中海地方ではもっぱら塩漬のコイやボラの卵を使用し、タラコは代用品である。日本ではタラコとジャガイモを用いてマヨネーズで調味する場合が多く、その語感から「タラコとジャガイモのサラダ」の略と誤認されることも多い。

 

 

 

 

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