著者:アゴタ・クリストフ 訳者:堀茂樹 出版社:早川書房 発行日:2002年3月15日 形態:文庫 3部作の3冊目。 1、2、3、と話が続いているように見えて、そうではないようにも思える。 なんせ「第3の嘘」だ。1、2、も嘘かもしれん。いや、そもそものフィクション。 わけわからん。でも本を読み終えたからって、世界のわけがわかるというわけじゃない。 時間と話し手とイメージと切り取るものがフィクションを複雑にし、可能性で満たしている。のかな。