退屈をぶっとばせ!ー自分の世界を広げるために本気で遊ぶ

著者:Joshua Glenn, Elizabeth Foy Larsen
訳者:大網拓真、渡辺圭介
出版社:オライリー・ジャパン

発行日:2018年5月25日
形態:大型本

 

原題は UNBORED:The Essential Field Guide to Serious Fun。帯には「退屈な世界や大人に支配されない意味のある人生を作るための本」とある。

オライリージャパンのウェブサイトから引用:

「本書は、自分自身にとって意味のある人生を作りたいと考えている10代の少年少女のための書籍です。その内容は「すぐに大人にほめさせない」「学校に行かないで学ぶ」「ADHDの子どもへのメッセージ」など、成長の過程で必要なことが書かれたエッセイから、「文章を書くためのエクササイズ」「批評する方法を身につける」「スニーカーをデコる」「クッキーの焼き方を通して科学実験を学ぶ」「政治家に自分の考えを伝える」「ガレージセールでお金をかせぐ」「自分で自転車を修理する」「ゲームデザインを学ぶ」など、自己表現、社会活動、DIYに関連したハウトゥまで幅広く、これらを知り、体験することで、企業が提供する出来合いの娯楽ではない、本当に夢中になれることを自分で見つけることができるでしょう。感受性の強い10代のうちに触れておきたい書籍、映画、音楽も多数紹介しています」

10代向けの本で、私は31歳だが、目次にわくわくするあたり、中身は子どものままである。現在進行形でやっている遊びもいくつかある。夫を巻き込んでやっているものもあるし、逆もある。というわけで、自分のため、夫婦で遊ぶために買った。

私は思想や言語、文学、コンセプトデザインが好きで、夫はフルスタックエンジニア志向の、システム、Linux、音、色、それとスタートレックの専門家。分野は違うけど、根本の考え方が似ている。システムやプログラムにただ乗っかるよりも、それがどう作られているのか知りたい、できれば自分でつくりたい。自分で考えてものづくりや仕事をしたい。そっちのほうがやっぱり楽しいし、好きだねと、各々が読んだあとで言い合った。

DIYやメーカーズムーブメントのカテゴリーに入る本は、クラフト、コンピュータ、電子工作のイメージが強いのだけど、この本ではもっと幅広いテーマが扱われている。セルフヘルプ、クリエイティブライティングの萌芽的なもの、料理、自分のメディア、部屋づくり、庭づくり、音楽、ペット、コマ撮り映画が入っているのがよかった。世界規模の宝探し、ジオキャッシングもさっそく夫婦でやってみた。涼しい季節になったら、本格的にジオキャッシュ巡りの予定。本と映画のリストも個性的で、あれもこれも読みたくなる。

好奇心をトリガーに、自分自身、他者、社会、未来とつながるヒントが満載である。文系理系、男女、年齢に関係なく超おすすめ。